声優・悠木碧の“スパイダーマン愛”が炸裂「『ノー・ウェイ・ホーム』はエモいことしか詰め込まれていない!」
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に属するトム・ホランド主演の「スパイダーマン」シリーズ第3作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(1月7日公開)。本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)以来となるドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)との共演、恋人のMJ(ゼンデイヤ)と親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)との絆、メイおばさん(マリサ・トメイ)との家族愛、歴代「スパイダーマン」シリーズのヴィランたちが集結するなど、胸が熱くなるようなシーンが満載だ。
そんな本作の公開に先駆け、「スパイダーマン」をはじめとするMCUのファンであり、アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(18)でグウェン・ステイシーの日本語吹替えを務めた声優の悠木碧へインタビュー。インタビュー前日に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を鑑賞した悠木は、興奮冷めやらぬ様子で「エモいことしか詰め込まれていない!」とひと言。独特な視点と卓越した言語化能力により繰り出される本作の感想、ホランド演じるスパイダーマンの魅力をたっぷりとお届けする。
「MCU版スパイダーマンは叔母視点で楽しむ!」
インタビュー開始早々、悠木はMCU版「スパイダーマン」シリーズを「“叔母”目線で鑑賞しています!」と大きな目をいっそう輝かせて饒舌に語る。「人って“長所で尊敬して、短所で愛す”と思うんですよ。毎回ピーターの賢さゆえの閃きが裏目に出てしまうんだけど、だからこそつかめる奇跡がしっかり描かれていて。愛する部分をたくさん見せたあと、最後の最後に尊敬する部分を見せてくる。長所と短所のバランスがすばらしくて、私の“甥”はカッコいい!と思わされます(笑)」。
また、叔母の視点であるがゆえに、恋人であるMJとの親密なシーンには「あらあら…」と動揺することもあるという。「毎回MJとラブラブされると、『見てよかったのかしら?』と思ってしまって…。親戚の子どものキスシーンを見た時の、『大人になっちゃっても~!』という気持ちに近いですね。メイおばさんも同じような反応をしていると、ナイス!わかるよ!と共感してしまうんです(笑)」。