「第45回日本アカデミー賞」優秀賞が発表!『孤狼の血 LEVEL2』が最多12部門13優秀賞を受賞
2021年1月1日から12月31日までに公開された作品を対象にした「第45回日本アカデミー賞」の記者発表が18日に行われ、作品賞などの正賞15部門の各優秀賞や新人俳優賞などの受賞者が発表。白石和彌監督の『孤狼の血 LEVEL2』が12部門で13の優秀賞を受賞し、12部門で12の優秀賞を受賞した瀬々敬久監督の『護られなかった者たちへ』がそれに次いだ。
第42回日本アカデミー賞で12部門の優秀賞を受賞し、最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞を含む4部門で最優秀賞を受賞した『孤狼の血』の続編となる『孤狼の血 LEVEL2』。作品賞と監督賞など正賞15部門のうち対象となりうる13部門のうち、主演女優賞を除く12部門に名を連ね、助演男優賞では鈴木亮平と村上虹郎の2名が受賞。また優秀助演女優賞を受賞した西野七瀬は、正賞外となる新人俳優賞も受賞している。
一方『護られなかった者たちへ』も同様に主演女優賞を除く12部門を受賞。以下、山田洋次監督の『キネマの神様』と第94回アカデミー賞国際長編映画賞のショートリストにも選出されている濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が作品賞を含む8部門で受賞。西川美和監督の『すばらしき世界』が作品賞を含む7部門、成島出監督の『いのちの停車場』が7部門を受賞。大ヒットを記録した『花束みたいな恋をした』は主演男優賞と主演女優賞、音楽賞の3部門で優秀賞を受賞した。
各部門の最優秀賞が発表される「第45回日本アカデミー賞授賞式」は、3月11日(金)に開催。司会を務めるのは一昨年と昨年につづきフリーアナウンサーの羽鳥慎一と、昨年『MOTHER マザー』(20)で最優秀主演女優賞を受賞した長澤まさみの2名。授賞式の模様は同日21時より日本テレビ系(全国29局ネット)で放送される。