永瀬廉、会場のうちわ目にして「ファンから元気をもらっている」と感謝!「絶望が光になる」と『真夜中乙女戦争』に込めた想い吐露

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永瀬廉、会場のうちわ目にして「ファンから元気をもらっている」と感謝!「絶望が光になる」と『真夜中乙女戦争』に込めた想い吐露

作家Fの同名小説をKing & Princeの永瀬廉主演で映画化した『真夜中乙女戦争』(公開中)の公開記念舞台挨拶が1月22日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、永瀬をはじめ、池田エライザ、柄本佑、二宮健監督が登壇。「この景色、最高やなと思います」と有観客の会場を見渡し感無量の面持ちを見せた永瀬。「会場にはうちわをたくさん持ってきてくださった方がいる。ライブを彷彿させる雰囲気もある。ファンの方がいるから元気をもらっているなと思った」と感謝を伝えながら、「絶望が光になる、そういった行動ができる活力になれば」とコロナ禍の現状を踏まえ、本作に込めた想いを語った。

『真夜中乙女戦争』の公開記念舞台挨拶が開催された
『真夜中乙女戦争』の公開記念舞台挨拶が開催された

本作は10代、20代を中心に圧倒的支持を受ける新鋭作家Fの同名小説を原作に、平凡で退屈な日々を送る青年が、自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争を描く物語。主人公の無気力な大学生“私”を永瀬が演じ、鬱屈とした想いと破壊衝動を内に秘めたダークな役柄で俳優としての新境地を開いている。

いよいよ映画が公開を迎え、永瀬は「久しぶりにこんなにワクワクした気持ち」と口火を切り、「いろんなことがあって撮影も伸びたり、スタッフさんも僕らもいろいろ苦労した部分もあったので、無事に公開できたことが本当にうれしい」としみじみ。「この1週間でまた世の中の状況というのが、目まぐるしく変わっている。暗くなりがちなニュースが多いと思うんですけど、絶望をどうにかして離そうとする気持ちであったり、光を目指す道筋、過程が僕はすごく大事だと思っている。そういうメッセージをこの作品から少しでも感じていただいて、また明日から、絶望が光になるような、そういった行動ができる活力になればいいなと思います」と願い、大きな拍手を浴びていた。

ファンとの対面を喜んだ
ファンとの対面を喜んだ

またこの日は、自身の“乙女”だなと思う部分を聞かれた一同。永瀬は「僕、佑さんとのシーンは乙女でしたね」と微笑み、“私”に影響を与えていく“黒服”役の柄本も「だいぶ“黒服”は、“私”を口説いているからね」とにっこり。さらに永瀬は「あと最近めっちゃリップを塗るところ」と続け、これには柄本も「乙女だなあ」とニヤリ。「いま絶賛乙女中」と語ったのが二宮監督で「公開されて、みんなの顔色がずっと気になる」と観賞後の観客の反応を気にしていた。


さらに劇中で描かれる“東京破壊計画”にちなみ、今年実行したい“計画”を発表するひと幕も。永瀬は「真夜中二輪計画」とのフリップを掲げ、「僕の(グループの)メンバー、僕以外は全員二輪の免許を持っている。プラス、全員が車、バイクが好き。4人持っているんだから、僕も二輪免許を取得してゆくゆくはみんなでツーリングとかできたら楽しそう。朝や昼間は人が多そうなので、真夜中に」とプランを練った。

【写真を見る】池田エライザ、ウエストに切り込みの入ったキュートなドレスで登場!
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池田は「キャンプ」だそうで、「年始は山ごもりをして過ごした。電動チャリで山を駆け上って、動物の爪痕を見て過ごしていた。それがすごく楽しかった」とアウトドア志向が強まっているという。柄本は「上半身と下半身の連動」と回答し、「上半身と下半身をつなげる体幹が著しく弱い。逆上がりができない」と告白して周囲を笑わせていた。

取材・文/成田おり枝

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