宜保愛子も拒否した、実在する心霊スポット…本当にヤバい“坪野鉱泉”の怖い話
Koki,が映画初主演を務めることでも話題の『牛首村』(2月18日公開)。その舞台となっているのは、北陸最恐の心霊スポットと言われる“坪野鉱泉“だ。いまだ謎に包まれた本作で、この場所にどんな恐怖が待ち受けているのか。北陸出身者なら誰もが知っているという“坪野鉱泉“について、伝えられている様々なウワサを紹介していきたい。
不気味にたたずむ、禁断の廃墟…“坪野鉱泉”とは?
北陸地方に位置する富山県。県庁所在地である富山市の中心部から東に25キロほど行った魚津市の山間に“坪野鉱泉“は存在する。14世紀前半ごろに築城された松倉城の支城であった坪野城の城址に程近い歴史ある場所にぽつんとたたずむ不気味な建物。この建物は1970年ごろに“ホテル坪野”として開業し、浴場やプール、レストランなどを備えた観光施設として親しまれたのだが、バブル直前の1982年に閉業を迎える。そして1993年ごろまでに周辺施設が次々と解体されたものの、この建物だけは取り壊されることなく残り、いつからか“坪野鉱泉“と呼ばれるようになる。
現在は建物の構造上の安全性を保つ観点から立入禁止となっているが、実際には各地から多くの若者たちが訪れる定番の肝試しスポットと化している。また暴走族の溜まり場にもなっているようで、建物内には破壊された跡や落書きなども多数見受けられ、過去には火災が起きたことも。ちなみに現存する建物のすぐ裏手には、長年にわたって地域住民から愛されてきた湧水“薬師の水”の水汲み場が設けられており、この水は胃腸に効くと言われているそうだ。
Next
水死事件やオーナーの自殺…地元で伝わるウワサと“ルール”に迫る
作品情報へ