「愛のために弱くなり、強くなったボンド」「パロマに心を鷲掴みされた」…何度も堪能したい“永久保存版”な『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
「愛のために弱くなり、強くなったボンド」「パロマに心を鷲掴みされた」…何度も堪能したい“永久保存版”な『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

コラム

「愛のために弱くなり、強くなったボンド」「パロマに心を鷲掴みされた」…何度も堪能したい“永久保存版”な『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

6代目ボンドとして『007/カジノ・ロワイヤル』(06)以来、15年間と歴代最長のジェームズ・ボンドを勤め上げたダニエル・クレイグ最後の出演作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のブルーレイ&DVDが発売中だ。発売を祝して、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』スペシャルサイト「#永久保存版007」には映画ファンからの声が続々と集まっている。ここでは、そんな熱いコメントを紹介していきたい。

2021年10月1日に公開し、日本では「007」シリーズ史上最高のオープニング成績を記録した『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。国内興行収入ランキング初登場1位となった本作は、ボンド史上初の米国人監督キャリー・ジョージ・フクナガと『ファースト・マン』(18)、『ラ・ラ・ランド』(16)のリヌス・サンドグレンによる撮影技術も圧巻で、アクションシーンにおけるカメラワークも評価された。

スリル満点のカーチェイスシーンは、「007」シリーズのお楽しみ
スリル満点のカーチェイスシーンは、「007」シリーズのお楽しみNO TIME TO DIE [c] 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logoand related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design [c] 2021MGM. All Rights Reserved.

「ありがとう、クレイグボンド」有終の美を飾ったダニエル・クレイグに感謝の声

カーチェイスはもちろん、捨て身のアクションも多数観られる
カーチェイスはもちろん、捨て身のアクションも多数観られるNO TIME TO DIE [c] 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logoand related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design [c] 2021MGM. All Rights Reserved.

やはり一番多く寄せられたのは、15年間にわたってボンド役を務めたダニエル・クレイグを労う声とシリーズへの感謝、「ダニエル・クレイグのボンドよ永遠に」という声だ。

「私の中のジェームズ・ボンドは、永遠にダニエル・クレイグさんだけです!」
「愛を、家族を、見つけたのに…。本作品を含め、全5作品演じきったダニエル・クレイグに賛辞を贈りたい」
「クレイグのボンドが見れなくなると思うと本当に寂しいです。私の中のジェームズ・ボンドは金髪の青い瞳のダニエル・クレイグです」


“ブロンドの短髪”であるダニエル・クレイグがボンド役にキャスティング発表された当初は、従来のボンド像とのギャップに非難ごうごう。一部の熱狂的なファンは新作へのボイコット運動を起こすほどだった。しかし、鍛え上げられた肉体美とスマートなスーツの着こなし、なによりボンドをスーパーヒーローではなく、複雑な内面を持つ“人間”として捉えたクレイグ版ボンドは、作品を重ねるごとに評価を高めてきた。

「ダニエルボンドは一作目から異例に次ぐ異例で度肝を抜かれましたが、フィナーレには更に驚かされました。こんなボンドは空前絶後、賛否両論あるだろうけど、見事な世界観とその完成度に圧倒されました。ダニエルボンドは永遠に私の心に刻まれるでしょう」
「アクティブなカッコよさだけでなく、心情面も見せてくれたダニエルボンドは007シリーズを現代にフィットした形で蘇らせたのだと思います」
「今までのウィットに富んだボンドから、クールでカッコいいボンドへと変化したダニエル・クレイグの起用。今までもよかったけど、ダニエル・クレイグのボンドは新時代を見せてくれて本当に引き込まれました」


など、「007」シリーズを再起動させたダニエル・クレイグへの声が集まった。セル商品には、クレイグが当時受けたバッシングや突然有名になった戸惑いなど15年間の軌跡を描いた約47分のドキュメンタリー映像「ジェームズ・ボンドとして」も収録されており、感慨に浸るにもぴったりだ。

おなじみキャラに敵役サフィン、アナ・デ・アルマス演じたパロマに熱視線

レア・セドゥが続投したジェームズ・ボンド最後の恋人、マドレーヌ・スワン
レア・セドゥが続投したジェームズ・ボンド最後の恋人、マドレーヌ・スワンNO TIME TO DIE [c] 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logoand related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design [c] 2021MGM. All Rights Reserved.

サフィンのアジトの日本的な意匠も話題となった
サフィンのアジトの日本的な意匠も話題となったNO TIME TO DIE [c] 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logoand related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design [c] 2021MGM. All Rights Reserved.

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、一線を退きジャマイカで静かに暮らしていたボンドが、旧友の助けに応じて復帰。恋人マドレーヌとの新たな関係、人類にとって脅威となる最凶の敵サフィンとの対峙と、過去と現在が絡み合いながら物語が動いていく。

レア・セドゥ演じるマドレーヌとの再会、愛の物語、切なかったなー」
「世代交代したQとの掛け合いシーンが好き」
「MI6のオフィスのシーンはやりとりが好きだし、Qのプライベートが知れてドキドキしました」
「悪役のサフィンも、怖いけど哀しみを抱えている感じが好きでした」


など、マドレーヌ役のレア・セドゥ、MI-6の兵器開発担当主任Q役のベン・ウィショーなどの続投キャストはもちろん、最後の敵サフィンの抱える闇を見事に体現したラミ・マレックなど、各キャラクターに対するコメントが寄せられた。


【写真を見る】胸元ざっくりなブラックドレス&ヒールでアクションを決めるアナ・デ・アルマスへの熱い投稿多数!
【写真を見る】胸元ざっくりなブラックドレス&ヒールでアクションを決めるアナ・デ・アルマスへの熱い投稿多数!NO TIME TO DIE [c] 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logoand related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design [c] 2021MGM. All Rights Reserved.

最も熱いコメントが多かったのは、新米エージェントのパロマ役を演じたアナ・デ・アルマスだ。出演シーンこそ限られているものの、ユーモアあふれるボンドの掛け合い、ドレス&ハイヒールでのアクションシーンと、そのフレッシュな魅力に釘付けになるファン続出。

「なんと言っても世の殿方を夢中にさせたパロマことアナ・デ・アルマスが最高!アナ・デ・アルマスのパロマに心を鷲掴みされた。かっこいいノーミとお調子者なパロマのスピンオフが観たくて仕方ない」
「パロマ凄すぎた。あのドレス姿での回し蹴りなど激しいアクション捌きも凄くて、もっと出番を見たかったと思える使い方はインパクト大」
「パロマとノーミのようなカッコイイ女性が活躍するところも最高です」
「パロマちゃん天然っぽくて可愛すぎた!」


など、多くのコメントが寄せられた。これまでにない女性エージェント像は、アルマスのために作られたそうで、「私、3週間しかトレーニングしていないの」という劇中のセリフも、彼女自身の発言だと明かしている。また、ダニエル・クレイグとは『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(19)でも共演しているが、撮影時にクレイグがアナ・デ・アルマスの魅力を買って、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』への出演を推薦したのだとか。今後の活躍にも期待したい!


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