「モダンラブ・東京」などの新作が発表！Prime Video Japanのラインナップの記者発表会が開催！

続いてAmazon Original「僕の愛しい妖怪ガールフレンド」(2023年配信開始予定)を手掛ける三木孝浩監督が登壇。「日本独自の文化である妖怪とオタクを組み合わせたバトルファンタジーラブロマンスというジャンルに挑戦させていただきます。500年越しの復讐という使命を背負った妖怪の女の子とオタクの男子学生が恋をするという設定で、奇想天外なアクションあり、笑いありのファンタジーラブストーリーになっています」とアピールした。

また、佐々涼子の開高健ノンフィクション賞受賞作「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」を元に制作したAmazon Original『エンジェルフライト』も2023年配信開始予定だ。
本作の脚本を手掛ける人気脚本家の古沢良太は「異国で亡くなった人を祖国の遺族のもとに送り届けるという仕事です。いろんな偏見めいたことも多々ある現代ですが、亡くなった人や、それを受け取る遺族の想いみたいなものは万国共通です。そういうものを感じ取ってもらえるようなとても新しいドラマになると思います」と抱負を述べた。

さらに80年代に放送された人気バラエティ番組「風雲！たけし城」が、Amazon Original 「復活！風雲！たけし城(仮題)」(2023年配信開始予定)として復活することが発表された。進行役を務めたくりぃむしちゅーの上田晋也は、興奮しながら「僕はたけしさんから、いわゆるファミコンを体でやりたかったと、自分でマリオみたいなことができないかと思ったと、お聞きしまして。マリオの実写版といいますか、そんな発想で作ったんだとおっしゃっていました」と北野武とやりとりしたエピソードを紹介した。

日本オリジナルコンテンツ製作責任者の早川は「冒頭で、ジェニファー・サルケ代表が、“ホーム・フォー・タレント”と言いましたが、日本のクリエイターの方、監督、俳優、脚本家と、今日お越しいただいた素晴らしい方々も含め、アイディアと情熱を持ってものづくりをする人たちが、一緒に仕事をしたいと思えるような、Prime Videoにしていくことが私の使命です」と気合十分に語った。

また、今後は、スポーツのライブ配信にも力を入れていくと宣言し、「Prime Video Presents Live Boxing」の話題へ。「記念すべき第1回のプログラムとして選ばせていただいたのが、WBAスーパー世界ミドル級王者の村田諒太選手とIBFミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキンによる王座統一戦です」と発表。「プロボクシング史上、語り継がれるであろうビッグイベントになると信じております。世紀の一戦を独占ライブ配信することになりました」と力強くアピール。

さらに「Prime Video Presents Live Boxing」の第2弾は、6月7日(火)に行われる、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥と、フィリピン出身で現WBC世界バンタム級王者のノニト・ドネアによる3団体王座統一戦だと発表され、井上選手が登壇。

井上は「自分の中で13度目からスタートという感じです」と気合十分の様子。さらに前回の試合後のドネア選手とのエピソードを明かした。「ドネア選手が息子さんにトロフィー持ってくると約束したそうで『負けちゃったけど、一緒に写真を撮りたい』と言われまして」と切り出し、当日に自分のトロフィーを貸し出したという仰天の裏話を披露。井上は祝勝会にはトロフィーなしで登壇したそうだが、チャンプならではの懐の深さが感じとられ、会場もほっこり。

最後のフォトセッションでは、いきなり北野が飛び入り参加。「いま、起きた」と言う北野に、上田が「なにやってるんですか」と笑いながらツッコミを入れる。北野は「ちょっといろいろ考えてて。なるべく目立たないようにしようかと」とコメント。その後、全員でフォトセッションを行った。

ほかにもAmazon Originalでは、「ザ・マスクド・シンガー」シーズン2(夏配信開始予定)や、「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2(夏配信開始予定)、「ベイクオフ・ジャパン」シーズン1(4月22日より配信開始)など、たくさんの新作が紹介された。

取材・文/山崎伸子