「人生で一番泣きました…」父と子、町の人々が織りなす家族の人情物語『とんび』は涙なしには観られない!
親に、子に、伝えたい!様々な家族の形に共感の嵐
「様々な家族の形があって、各々が葛藤のなかで生きているというポイントにフォーカスが当てられていたと思いました。とても素敵な作品でした」(20代・男性)
「人は一人では育たないこと。血のつながりよりも大事な絆もあるということ」(30代・男性)
「様々な親子の絆を見ることができ、なににも代えられない絆っていいなと思いました」(10代・女性)
これらの感想にあるように、本作はヤスとアキラ親子だけでなく、その周囲の人々、さらにアキラとシングルマザーの由美との関係など、多様な形を通して家族の在り方を見つめていく。“家族”という身近な題材を扱う作品のため、キャラクターを自分自身に置き換えて鑑賞した人も多かったようだ。
「自分自身が母子家庭なので、自分と重ねるところがたくさんあって、母にいままで愛情深く育ててくれてありがとうと言いたくなった」(20代・女性)
「いつも粗暴だと思っていた父も、自分が気づかないほどの愛があったのかもしれないと思った」(20代・女性)
「育ててくれた親に改めて感謝の言葉を伝えたいです」(20代・女性)
「映画を観て、伝えたいことは?」という質問に対して、若い世代から親への感謝が数多く並んでいるのがなんとも印象的。その一方、親から子どもへのメッセージも。
「最初から最後まで泣けた。自分は子どもがいるのでヤスと同じ親目線で観ていた。子を想う気持ち、子が親を想う気持ちが温かくて、いい内容だと思った」(30代・女性)
「子どもが大きくなったら一緒に観たい作品」(40代・男性)
「私は息子と2人暮らしで、まだまだ人生いろいろあると思いますが、ヤスとアキラのように親子の関係が離れてもつながっていられたらいいなと思いました」(40代・女性)
「自分の子に、血がつながってなくても自分の子だと伝えたい」(50代・男性)
親と子ども、どちらの視点も描かれた誰もが共感できるような本作。家族に向けられた熱い言葉の数々は、この作品が真に迫るものだということを証明しているだろう。
「とにかく感動したと伝えたいです」(10代・女性)、「泣くからなにも考えずに観て!」(20代・女性)、「人情味あふれるすばらしい映画!」(60代・女性)と、シンプルだがストレートな言葉で推す人も多く、劇中の登場人物同様に愛される作品となっている『とんび』。
「人生で一番泣きました」(20代・女性)、「ずっと泣ける映画という体験が初めてだったので、観て本当によかったです」(20代・女性)といった感想のとおり、号泣シーンの連続なので、劇場に足を運ぶ際はハンカチをお忘れなく。
文/サンクレイオ翼