水谷豊監督作品第3弾『太陽とボレロ』撮影風景とともにキャスト陣が思いを語る特別映像解禁

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水谷豊監督作品第3弾『太陽とボレロ』撮影風景とともにキャスト陣が思いを語る特別映像解禁

テレビドラマ「相棒」シリーズなどで知られる水谷豊の監督作品第3弾『太陽とボレロ』(6月3日公開)。このたび、本作よりキャスト陣のメイキング映像やコメントが収められた特別映像が解禁となった。

和気あいあいと笑顔が絶えない水谷豊監督の撮影現場を移したメイキング映像が解禁に
和気あいあいと笑顔が絶えない水谷豊監督の撮影現場を移したメイキング映像が解禁に[c]2022「太陽とボレロ」製作委員会

初監督作の『TAP -THE LAST SHOW-』(17)で若者の青春群像とショービジネスの光と影を描き、脚本も手掛けた監督第2作の『轢き逃げ 最高の最悪な日』(19)では不幸な事故が露わにする人間の心情を描ききった水谷。彼が監督として本作で描いたのは、“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する普通の人々の人間模様。檀れい演じる花村理子は主宰する楽団経営に苦しみ楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られることに。個性的なメンバーが最後にして最高のコンサートに向け動きだす。

今回解禁された特別映像では、本作の撮影風景にあわせて、檀、石丸、町田、森らがそれぞれ、作品や自身の役どころに込めた思いを語るものとなっている。弥生交響楽団の主宰者、花村理子を演じる檀は「自分のことよりも周りのことをいつも考えて行動している女性」と役どころに関してコメント。メイキングでは、和やかな笑みから真剣な表情まで、多様に表情を変えながら等身大の女性を魅力的に演じている。

また、理子とともに楽団を支えてきた鶴間芳文を演じる石丸は「僕だったらどんな風に演じるのかなと思って、カッコよく演じたいと思っていました」と、楽団のトランペット奏者の田ノ浦を演じる町田は「チャーミングなところがたくさんあるので、それを表現できれば」とそれぞれ本作への意気込みを明かしている。さらにヴァイオリン奏者の宮園を演じた初出演の森は「ひたすらヴァイオリンを練習しました」とコメントしており演奏にも期待が高まる。


個性豊かな俳優陣が水谷監督のもとに集い、和気あいあいと撮影に挑んでいるメイキング。檀が「どのシーンもどのカットも、スクリーンの隅々までキラキラ輝いている」と語る本作が織りなすハーモニーに期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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