『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は“IMAX推し”!究極の映像クオリティでかつてない没入体験
制作陣のこだわりが、IMAXの巨大スクリーンでさらなる高みへ!
2021年12月に行われた「ジャンプフェスタ2022」で原作者の鳥山は「今回も僕がストーリーやセリフ、デザインの一部を書いていますが、そんなことより今回は特に動画のクオリティがすごいです!」と語っている。最新の技術によって、鳥山をはじめとした製作陣が思い描く「DB」の世界観が忠実に表現されたこと。それが本作の最大の魅力であり、IMAXの上映技術と相まってさらなる高みへと到達する。
従来のアニメ版よりも原作に近いタッチで描かれたキャラクタービジュアル。美術監督の須江信人による設定をもとに生みだされる立体的な背景と、それが壮絶な戦闘によって次々と破壊されていく様子。作画監督の久保田誓がワンカットずつ修正指示を加え、服のシワに至るまで細かな部分を描き込んでいったレタッチ作業など、映像面のクオリティを徹頭徹尾追求していった本作。
IMAXの巨大スクリーンに映しだされる鮮明な映像は、ほかの映画館のスクリーンで味わう映像とはまるで別物だ。独自の映像処理技術「デジタル・メディア・リマスタリング技術」によって細部に至るまで高い精度で調整され、映画制作者の思い描くクオリティを忠実に再現していく。一流のスタッフ陣が総力を結集して作りあげた完璧な「DB」らしい世界観を、より正確な形で観客に届けてくれるのだ。
迫力から臨場感、映像のクオリティに至るまで、鳥山が「渾身の一本」と自信をのぞかせる本作を観るうえで、理想的な環境がすべて整ったIMAX。きっとこれまで観てきたどの「DB」とも違う、新たな発見や楽しみ方を味わえることだろう。映画技術の最高峰と『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の最強のフュージョンは、是非ともIMAXで体感してほしい!
文/久保田 和馬
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