クリス・ヘムズワースとナタリー・ポートマンが主役争い!?『ソー:ラブ&サンダー』特別映像が解禁
マーベル・シネマティック・ユニバース最新作にして、全世界興収8億5000万ドルを突破した『マイティ・ソー バトルロイヤル』(17)以来の「ソー」シリーズ第4作となる『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開)。本作でシリーズにカムバックを果たすナタリー・ポートマンが、本日6月9日に誕生日を迎えたことを祝し、このたび特別映像が解禁された。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)で描かれたサノスとの激闘の後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーとともに地球を後にしたソー。多くの仲間を失ったことでいつしか戦いを避けるようになり、ヒーローからの卒業を宣言した彼は、自分探しに迷走するように。そんななか、神々の殲滅を目論む“神殺し”ゴア(クリスチャン・ベール)が現れ、全宇宙の神が危機にさらされる。ソーも絶体絶命のピンチに陥るのだが、そこに救世主として元恋人のジェーンが“マイティ・ソー”として姿を現す。
リュック・ベッソン監督の傑作『レオン』(94)のマチルダ役で鮮烈なデビューを飾ったポートマン。その後も「スター・ウォーズ」シリーズでパドメ・アミダラ役を演じ、『ブラック・スワン』(10)では悲願のアカデミー賞主演女優賞を受賞。シリーズ1作目の『マイティ・ソー』(11)でソーと出会い恋人となる天文学者のジェーン・フォスターを演じ、続く『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(13)にも出演。数々の作品で世界中を魅了してきた彼女が、本作ではMCUのヒーローとしてシリーズに帰ってくる。
このたび解禁された特別映像では、シリーズを牽引してきた“ソー”ことクリス・ヘムズワースと、新たなヒーロー“マイティ・ソー”を演じるポートマンが登場。主役を演じたのは自分だと主張するポートマンに、主役の座は譲らないと意地を張るヘムズワース。にこやかな笑顔を見せながら闘争心をむきだしにする2人の掛け合いが、本編映像に乗せて描かれるユーモアたっぷりの仕上がりに。元祖“ソー”と、それ以上の強さを誇る“マイティ・ソー”。2人が劇中でどんな活躍を見せてくれるのか。期待しながら公開を待ちたい。
文/久保田 和馬