『ソー:ラブ&サンダー』でまさかの再会!ソーとジェーンがたどった、波瀾万丈な10年をおさらい

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『ソー:ラブ&サンダー』でまさかの再会!ソーとジェーンがたどった、波瀾万丈な10年をおさらい

全世界で歴史的な大ヒットを記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)のその後を描く、マーベル・シネマティック・ユニバース最新作『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開)。すでに解禁されている予告映像では、絶体絶命の危機に陥ったソー(クリス・ヘムズワース)の前に、元恋人のジェーン(ナタリー・ポートマン)が“マイティ・ソー”として登場。なんとも気まずそうな再会シーンが映しだされている。ソーと久々のシリーズ復帰を果たすジェーン、2人の間に何があったのか。本作に備え、その波瀾万丈な関係を振り返っていきたい。

地球に落ちたソーと天文学者ジェーンの“衝撃的”な出会い

神の国アスガルドの次期王として、父オーディン(アンソニー・ホプキンス)から期待がかけられていたソー。しかしその身勝手さと傲慢さから、神としてのパワーを奪われ国を追放されてしまう。「ソー」シリーズの記念すべき第1作『マイティ・ソー』(11)で描かれたのは、地球に飛ばされてきたソーと、天文学者であるジェーンの衝撃的で運命的な出会い。謎のオーロラ現象の調査を行なっていたジェーンたち調査チームの車が、夜道でソーを撥ねてしまうことから2人の波瀾万丈な関係の幕が上がる。

ジェーン役を演じるのはオスカー女優ナタリー・ポートマン
ジェーン役を演じるのはオスカー女優ナタリー・ポートマン『マイティ・ソー』ディズニープラスで配信中[c] 2020 MARVEL

ジェーンは、地球に住む人間とは思えない振る舞いをするソーに警戒しながらも興味津々。やがて優しい心を持つソーに惹かれるようになり、ソーも彼女を大切な存在だと意識し始める。それがきっかけとなり、自分の身を捧げてでも大切なものを守る、王としての高潔な心を持ったヒーローへと成長。義弟ロキ(トム・ヒドルストン)の刺客である最終兵器デストロイヤーとの戦いに臨み、雷神ソーとしてのパワーを取り戻すことに。そして王座を狙って暴走するロキを止めるためアスガルドへ向かうソーは「俺は国へ戻るが約束する、必ずお前の元へ戻る」とジェーンに約束するのだ。

運命的な再会で2人の愛は燃え上がるが…

約束を果たせないまま2年の月日が流れ、シリーズ2作目の『マイティ・ソー ダーク・ワールド』(13)でソーは激しい戦争を止めるために戦い続けながら、ジェーンを想い続けていた。一方で惑星直列の研究に明け暮れていたジェーンも、新しい出会いを求めて普通の男性とデートを試みるも「ほかの男のことを考えている」と見透かされるなど、2年も音沙汰のないソーを想い続けていた。

そんななか異変現象の調査中のジェーンが、恐るべきエネルギー体“エーテル”を身体に宿してしまうという事件が発生。ただならぬ気配を嗅ぎつけたソーは、一目散にジェーンの元へと駆けつけ2人は待望の再会を果たす。ソーにビンタを食らわせ突っかかるジェーンだったが、「また会えてのは運命だ」というソーの言葉にまんまとほだされてしまう。その後無事にジェーンを救い、エーテルを狙うダークエルフとの戦いにも勝利したソーは、アスガルドの王の座を自ら退きジェーンの元へ。


2人の関係は上手くいくと思われたが…
2人の関係は上手くいくと思われたが…『マイティ・ソー』ディズニープラスで配信中[c] 2020 MARVEL

このまま上手くいくと思われた2人の関係だったが、アベンジャーズとして何度も世界を救ってきたソーと、天文学者として研究に勤しむジェーンは、いつの間にかすれ違うようになってしまう。ソーは戦いの合間にも仲間たちにジェーンの話をしたり、ニューヨークで街の人から「ジェーンにフラれた」とからかわれ「互いにフったんだ」と強がって見せるなど、未練タラタラな様子が何度も見受けられた。

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