デボラ・チョウ監督が語る、「オビ=ワン・ケノービ」制作の裏側「ユアン・マクレガーはオビ=ワンそのもの!」
「スター・ウォーズ」ファン垂涎のオリジナルドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」(ディズニープラスで独占配信中)。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(05)の10年後を描く本作では、オビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーの師弟愛と裏切りのドラマがより深掘りされた。重責のショーランナーを務めたデボラ・チョウ監督を直撃し、制作秘話と共に本作に懸けた想いを聞いた。
もともと自身が熱狂的な「スター・ウォーズ」ファンだったというチョウ監督は、「スター・ウォーズ」シリーズ初の実写ドラマ「マンダロリアン」に監督の1人として参加し、その才を高く買われて、「オビ=ワン・ケノービ」の監督を任されることになった。
両作についてチョウ監督は「どちらのシリーズでも、すごくすばらしい経験ができましたが、2作で得たものはまったく別物でした」という。「『マンダロリアン』はほかの監督とのコラボレーションという形で参加しましたし、新しいキャラクターもたくさん出てきました。でも、今回の『オビ=ワン・ケノービ』は昔から皆さんにすごく愛されてきたキャラクターたちを追っていく話だったので、まったく異なる経験でした」。
ちなみに「マンダロリアン」では、Xウイングのパイロット役でカメオ出演も果たしたチョウ監督。「スター・ウォーズ」の世界に自分自身が入れるなんて、さぞかし至福のひとときだったのではと予想して、監督に出演時の感想を聞いてみたが「決して自分が出たかったわけじゃないんです!」と前置きされたあとで「私は役者でもないですし、もう本当にダメでした。今後はなにがあっても絶対に出ません!」とキッパリ宣言されてしまった。
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デボラ・チョウ監督がユアン・マクレガーに驚かされた点とは?
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