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『百花』劇中に登場するヴァーチャルアーティストKOEが現実世界でもデビュー決定!川村元気監督、Yaffle、菅田将暉らのコメントも到着

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『百花』劇中に登場するヴァーチャルアーティストKOEが現実世界でもデビュー決定!川村元気監督、Yaffle、菅田将暉らのコメントも到着

<川村元気監督、Yaffle、菅田将暉のコメント>

●川村元気(監督)

「人間の記憶とはなにか?問いかけを続けながら、その正体に迫る映画を作りたいと思っていました。その時に、『音楽の記憶を集めて作るアーティスト』が映画の中に現れて欲しいと考えました。菅田将暉演じる泉が、目の前で記憶を失っていく母を目の当たりにしながら、仕事においては記憶を集めて作るアーティストと向き合っている。覚えていくことと、忘れていくこと。そのコントラストの中に『人間とはなにか』を浮かび上がらせたいと思ったのです。そして、Yaffleを中心とした気鋭のアーティストたちに『記憶のアーティスト・KOE』を創造してもらいました。主題歌となった楽曲『Hello, I am KOE』はどこか懐かしく、儚く、人の記憶を辿るような美しさに満ちあふれており、映画の世界を何倍にも広げてくれました」

●Yaffle(音楽プロデュース)

「お題を聞いた時、とても面白そうだと思いましたし、光栄でした。間違いなく音楽もテクノロジーの進化と共にアップデートされてきたものですし、今後もそうだと思います。ただ、音楽で機械を表現するうえで使い古された、従来の『テクノロジー進歩とともに歩む』というありきたりなものではなく、いまの時代ならではのテクノロジーとの向き合い方を自分なりに表現しました。また、今回のように複数のアーティストで、存在しない一人のアーティストをつくりあげるというプロジェクトは後にも先にも無いんじゃないかと思うので、とても貴重な経験でした」

●菅田将暉(葛西泉役)

「洗練されていながら、なにかが欠けているような、なにかを探しているような切なさを感じました。記憶を辿る物語がまた何層にも膨れ上がる楽曲だと思います」

文/鈴木レイヤ

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