『ジュラシック・ワールド』完結編が大ヒット発進!『トップガン マーヴェリック』は100億円の大台を突破
7月30日と7月31日の全国映画動員ランキングが発表。ついに公開された「ジュラシック」シリーズの最新作にして完結編『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(公開中)が、堂々たる大ヒットスタートで初登場1位を飾った。
3日間で興収12億超え!日本中に「ジュラシック」旋風が巻き起こる
スティーヴン・スピルバーグ監督が手掛けた『ジュラシック・パーク』(93)で幕を開け、これまで公開された5作品がいずれも世界中でメガヒットを記録してきた「ジュラシック」シリーズ。その完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、「ジュラシック・ワールド」シリーズのキャスト陣に加え、「ジュラシック・パーク」シリーズのレジェンドキャラクターたちもカムバック。
全国379館976スクリーンで公開され、土日2日間の観客動員は60万3000人、興行収入は9億3900万円。これは、この3年間で公開された洋画作品のなかでNo. 1のオープニング成績と、まさに期待通りの好発進。劇場にはシリーズファンはもちろんのこと、子どもたちや家族連れなど幅広い層が押し寄せ、初日から3日間では動員84万687人、興収12億9512万3510円を記録。この大ヒットを記念し、8月9日(火)には日本語吹替版を担当する玉木宏と木村佳乃が登壇する舞台挨拶の開催も決定した。
『トップガン マーヴェリック』がついに興収100億円を突破!
4位にランクインしたのは、公開10週目を迎えた『トップガン マーヴェリック』(公開中)。まだまだその勢いに衰えは見られず、30日の段階で興収100億円の大台を突破。実写作品が興収100億円を突破するのは『アラジン』(19)以来のことで、コロナ禍では初の快挙。またトム・クルーズ主演作としては『ラストサムライ』(03)に続いて2作目の快挙を達成したことになる。初日から66日間での累計成績は動員64万2000人、興収101億3000万円。
この記録的ヒットを記念し、“新トップガンチーム”の俳優たちが挑んだトレーニングの模様が映しだされた新たなメイキング映像も解禁。北米でも歴代興収ランキング9位にランクインするなど、世界中で大きな盛り上がりを見せる『トップガン マーヴェリック』。まだ圧巻のスカイアクションを堪能していない人は、急いで劇場に足を運んでほしい。
そして2位には前週と変わらず『ミニオンズ フィーバー』(公開中)がランクイン。土日2日間の成績は動員20万4000人、興収2億5700万円を記録し、累計成績は動員175万人、興収21億5300万円を突破。また、2週連続1位だった『キングダム2 遥かなる大地へ』(公開中)は3位となり、土日2日間の成績は動員19万2000人、興収2億8100万円。累計成績は動員が206万人を突破、興収は30億円間近に迫っている。
さらに新作では、なにわ男子の道枝駿佑と福本莉子のダブル主演で一条岬の同名小説を映画化した『今夜、世界からこの恋が消えても』(公開中)が5位に初登場。ほかにも公開11週目を迎えた『映画 五等分の花嫁』(公開中)が、新たな入場者特典の配布や主題歌CD「五等分の軌跡 EP」きゃにめ限定盤の劇場販売が始まったことなどを受けて、ベストテン圏内に返り咲きを果たした。
以下は、1~10位までのランキング。(7月30日・31日)
1位『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
2位『ミニオンズ フィーバー』
3位『キングダム2 遥かなる大地へ』
4位『トップガン マーヴェリック』
5位『今夜、世界からこの恋が消えても』
6位『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』
7位『ゴーストブック おばけずかん』
8位『映画 五等分の花嫁』
9位『ソー:ラブ&サンダー』
10位『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』
今週末は、テレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」に新規カットを加えて再編集した劇場版5部作の完結編となる劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」(8月5日公開)、今年連載25周年を迎えた国民的コミックの劇場版最新作『ONE PIECE FILM RED』(8月6日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬