D23 Expo現地参加でわかった新情報を総まとめ!100周年を迎えるディズニーは怒涛のラインナップ
マーベル・スタジオ:ヒーローたちが一堂に会す!新キャストも続々参戦
ケヴィン・フェイギが登壇して行われたマーベル・スタジオのプレゼンテーションは、「ホークアイ」内で披露された「ロジャース:ザ・ミュージカル」のパフォーマンスからスタート。そして、10月7日(金)からディズニー・プラスで配信される「ウェアウルフ・バイ・ナイト」主演のガエル・ガルシア・ベルナルとローラ・ドネリーが登壇し、予告編を披露。ライアン・クーグラーが製作総指揮を務める「IRONHEART」からは、『イン・ザ・ハイツ』(20)で主演を務めたアンソニー・ラモスが登壇した。
「シークレット・インベージョン」は、ドン・チードルが登壇し予告編を上映。今作には、サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルスゾーン、オリヴィア・コールマン、エミリア・クラークらが出演している。さらに、ドン・チードルは「ARMOR WARS」も控える。そして、トム・ヒドルストン、オーウェン・ウィルソン、ソフィア・ディ・マルティーノ、キー・フイ・クアンが登壇し、「ロキ」シーズン2(2023年配信予定)の製作を報告した。近日中配信予定の「ECHO」、「DAREDEVIL: BORN AGAIN」の制作決定も報告された。
11月11日(金)公開予定の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』からは、ライアン・クーグラー監督が登壇し最新予告編を披露。MCUフェーズ5のスタートとなる『アントマン・アンド・ザ・ワスプ:クワントゥマニア』(2023年2月17日劇場公開予定)の最新映像、そして2024年11月8日公開予定の『FANTASTIC FOUR』の監督を、「ワンダビジョン」のマット・シャンクマン監督が務めることを発表。キャプテン・アメリカの新章『CAPTAIN AMERICA: NEW WORLD ORDER』(2024年5月3日公開予定)からは、アンソニー・マッキー、ダニー・ラミレス、カール・ランブリーに加え、新キャストのティム・ブレイク・ネルソンとシーラ・ハースの出演も発表された。
2024年7月26日公開予定の『THUNDERBOLTS』からは、ジュリア・ルイス=ドレイファス、デヴィッド・ハーバー、ハンナ・ジョン=カーメン、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセル、そしてオルガ・キュリレンコとフローレンス・ピューの出演も発表。最後には、『THE MARVELS』(2023年7月28日公開予定)から、ニア・ダコスタ監督、イマン・ヴェラーニ、テヨナ・パリス、ブリー・ラーソンを壇上に迎え、新映像を披露して怒涛のプレゼンテーションを終えた。
20世紀スタジオ:『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は絶賛編集中
さらに20世紀スタジオの『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日公開)の特報も上映された。会場全員に3Dグラスが配られると、水中を自由に泳ぐアバターたちの映像が映し出された。現在ニュージーランドで編集中のジェームズ・キャメロン監督がビデオで登場し、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー、スティーブン・ラングが登壇し、約3時間にも及んだ大ボリュームのプレゼンテーションを終えた。
そのほか、D23 Expoの会場ではABCやHuluなど系列局のテレビシリーズ作品、ディズニー・アニメーション100周年を祝うエキシビション、世界各国のディズニーランドの様子を紹介するパビリオンなど、様々な趣旨を凝らした催しが行われていた。3年ぶりに開催されたファン向けのコンベンションは、「Disney100」や数々の映像コンテンツの最新情報を惜しみなく披露し、3日間の会期を終えた。映画やディズニー・プラスのコンテンツだけでもすごい情報量で、100周年を迎えたディズニーが最盛期を迎え、さらに発展していく様子をうかがうことができた。
取材・文/平井 伊都子