相葉雅紀、『“それ”がいる森』“それ”の正体は「ネタバレせずに、たくさんの人に広めて!」

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相葉雅紀、『“それ”がいる森』“それ”の正体は「ネタバレせずに、たくさんの人に広めて!」

8年ぶりの映画主演となる相葉雅紀と『事故物件 恐い間取り』(20)の中田秀夫監督がタッグを組み、不可解な怪奇現象が多発するといわれる実在の森を舞台にしたホラーエンタテインメント『“それ”がいる森』(公開中)。9月29日には有楽町にある丸の内ピカデリー1にて公開前夜祭が開催。相葉と松本穂香、上原剣心、江口のりこ、そして中田監督が登壇した。

『“それ”がいる森』公開前夜祭が開催された
『“それ”がいる森』公開前夜祭が開催された[c]2022「“それ”がいる森」製作委員会

田舎町でひとり農家を営む田中淳一(相葉)のもとに、元妻の爽子(江口)と東京で暮らしている小学生の息子・一也(上原)が突然やってくる。しばらく一緒に暮らすことになる淳一と一也。しかしその頃から、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生。住民の不審死や失踪事件が相次いでいた。そんな矢先、淳一と一也も偶然得体の知れない“それ”を目撃。一也の担任教師の絵里(松本)と共に、怪奇現象に巻き込まれていく。

“未知の恐怖”との遭遇が描かれる本作にちなみ、座長である相葉と共演するまで知らなかった“未知の一面”を訊かれたキャスト陣。「まだ発見できていないです…」と苦笑いを浮かべる松本は「母が嵐さんの大ファンで、私も昔からよく見ていたので、いい意味で“相葉ちゃん”そのままという感じです」と語り、江口も「現場では“相葉くんも大人だな”と思った。ちゃんと人の言うことを聞いているし、監督の指示に“はい!”と応えるし。そんな相葉ちゃんが好きですね」と告白。それには相葉も「ありがとうございます」と照れ笑いの表情を浮かべる。

小学校の教師の絵里役を演じた松本穂香
小学校の教師の絵里役を演じた松本穂香[c]2022「“それ”がいる森」製作委員会


逆に共演者や監督の意外な一面を訊かれた相葉は、「監督はホラー映画をずっと撮られているので勝手に怖い人だと思っていたのですが、すごい優しくて気さくでおしゃべりな方。松本さんは、この現場ではないところでは話しかけづらいって言われることもあるみたいですが、全然そんなことを感じなかったので意外でした。江口さんは乗ってらっしゃる移動車両の色が派手です!」と一気に回答。「みんなが僕の意外な話をあまりしてくれないので…」と笑いを誘った。

さらに恐怖エピソードを訊かれた相葉は「中田監督が現場で一度すごい大きな声でスタッフさんと言い合いされているのを見て、現場を締めるためには必要なことだったと思うんですけど恐怖でしたね(笑)」と振り返り、そんな中田監督は「50年くらい前におじいちゃんと行ったお化け屋敷が本当にトラウマで…」と意外にも怖がりであることを明かす。そして「この映画をきっかけに貞子を観たんですが、すごい怖くて夜寝れなくなっちゃいました」と話す上原に、相葉は「かわいいねぇ」と微笑んでいた。

メガホンをとったのはJホラーの名匠、中田秀夫監督
メガホンをとったのはJホラーの名匠、中田秀夫監督[c]2022「“それ”がいる森」製作委員会

これまで“それ”の正体も含めて謎のベールに包まれてきた本作がついにお披露目されることを受け、中田監督は「今日皆さんが日本で初めて“それ”の正体を知ることになると思うので、ネタバレをせずにたくさんの人に広めてもらえればと思います!」と呼びかける。そして相葉も「皆さんビビっていますか?でも大丈夫です!ホラーエンタテインメントなので、怖くて楽しいので!安心して“それ”の恐怖を体験してもらいたいです!」とアピールした。

文/久保田 和馬

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