作家、井上光晴の長女、井上荒野が父と瀬戸内寂聴の関係を描く『あちらにいる鬼』新場面写真が解禁
<「あちらにいる鬼」刊行時の瀬戸内寂聴コメント>
●瀬戸内寂聴
「作者の父、井上光晴と、私の不倫が始まった時、作者は五歳だった。五歳の娘が将来小説家になることを信じて疑わなかった亡き父の魂は、この小説の誕生を誰よりも深い喜びを持って迎えたことだろう。作者の母も父に劣らない文学的才能の持主だった。作者の未来は、いっそうの輝きにみちている。百も千もおめでとう」
文/鈴木レイヤ
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