岩本ナオ原作『金の国 水の国』2023年1月公開決定!神谷浩史、沢城みゆき、木村昴、戸田恵子らの出演も発表に

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岩本ナオ原作『金の国 水の国』2023年1月公開決定!神谷浩史、沢城みゆき、木村昴、戸田恵子らの出演も発表に

「このマンガがすごい!」で1位を獲得した人気コミックを映像化する『金の国 水の国』。本作の公開日が2023年1月27日(金)に決定し、神谷浩史、沢城みゆき、木村昴、戸田恵子ら声優陣の出演が明らかとなった。

岩本ナオ原作『金の国 水の国』2023年1月公開決定!神谷浩史、沢城みゆき、木村昴、戸田恵子らの出演も発表に
岩本ナオ原作『金の国 水の国』2023年1月公開決定!神谷浩史、沢城みゆき、木村昴、戸田恵子らの出演も発表に[c]岩本ナオ/小学館 [c]2023「金の国水の国」製作委員会

魅力的なキャラクターや独特な世界観、たしかな構成力が評価される岩本ナオの作品。映像化を希望する声が多数寄せられていた本作のために集結したのは、老舗アニメーションスタジオ・マッドハウス、脚本にドラマ「コウノドリ」、「マッサン」の坪田文、『竜とそばかすの姫』(21)のプロデューサー谷生俊美、そして監督を務めるマッドハウスの渡邉こと乃と豪華な面々。渡邉は「マッドハウスで原作を一番愛しているのは間違いなく自分」と公言し、あふれる愛と情熱で原作の魅力を深く掘り下げ本作で長編劇場作品の監督デビューを飾る。

物語の舞台は、商業国家で水以外なんでも手に入る“金の国”と、豊かな水と緑に恵まれるが貧困で滅亡しそうな“水の国”。100年に渡り断絶している戦争寸前の敵国同士に住む、“金の国”のおっとり王女サーラ(声:浜辺美波)と“水の国”の家族思いの貧しい建築士ナランバヤル(声:賀来賢人)は、両国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることに。不器用な2人の“やさしい嘘”が、国の未来を変えていく、というストーリーとなっている。

“金の国”の左大臣であるサラディーン
“金の国”の左大臣であるサラディーン[c]岩本ナオ/小学館 [c]2023「金の国水の国」製作委員会

そして新たな発表となった声優陣は計7名。“金の国”で左大臣を務め、お飾りの大臣と自称するが、国の真実に気づく冷静さを持ち合わせるサラディーン役は神谷、レオポルディーネに仕えながら、“金の国”と“水の国”の未来のため暗躍する、原作ファンの間でも人気が高いライララ役は沢城、強面の見た目に反して“金の国”の学者でナランバヤルの立場を理解して協力するジャウハラ役に木村、“金の国”の第一王女であり、サーラに“水の国”の夫を連れてくるよう命じて二国の思惑に探りを入れるレオポルディーネ役に戸田が決定。ほか、“金の国”で右大臣を務めるピリパッパ役に茶風林、“水の国”の族長を務めるオドゥニ役にてらそままさき、“金の国”の国王ラスタバン3世役に銀河万丈ら、2つの国の未来を握る個性豊かなキャラクターたちに実力派声優陣が息を吹き込む。

“金の国”に仕える謎の女性、ライララ
“金の国”に仕える謎の女性、ライララ[c]岩本ナオ/小学館 [c]2023「金の国水の国」製作委員会

神谷は「見た目って印象を決定するのに大きな役割を果たしたり」するとしつつ、「そう言った意味ではこの物語の主人公たちは少し損をしてしまうタイプかもしれない」と語る。それと同時に、賀来と浜辺により「主人公たちのことが好きになり応援したくなる、そんな声の魔法をかけてくれています」と従来の主人公像とは一線を画す魅力についてコメント。沢城は「原作を読み進めても、女なのか男なのか敵なのか味方なのかずっと分からない…!わぁなんて魅力的なキャラクターなのだろう」と演じたライララに魅了されたと明かし、「それぞれの命が呼応していくラストシーンはいま思い返してもぐっときてしまいます」とラストを期待させるコメントを残した。

“金の国”の学者、ジャウハラ
“金の国”の学者、ジャウハラ[c]岩本ナオ/小学館 [c]2023「金の国水の国」製作委員会

また木村は「ほわっきゅんほわっヒヤッほわっきゅーんなお話になっておりますので、ほわっきゅんが足りてないなと感じていらっしゃる方には、ぜひ観ていただきたいなと思います」と原作と同じく優しい鑑賞後感に包まれる本作の魅力をアピール。そして戸田は「国境を越えて様々な両国の思惑に巻き込まれながらも恋に落ちる!胸がキュンとします」と国を超えた壮大な世界観と心温まるストーリーのギャップを明かした。

2人の恋の行く末が国の未来をも変えていく『金の国 水の国』。きっと観たあとは原作同様やさしい気持ちに包まれるであろう本作に期待は高まるばかりだ。

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