横浜流星「いまも青春!」とボクシングにいそしむ、清原果耶は中3の運動会での1位に…それぞれの思い出を明かす|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
横浜流星「いまも青春!」とボクシングにいそしむ、清原果耶は中3の運動会での1位に…それぞれの思い出を明かす

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横浜流星「いまも青春!」とボクシングにいそしむ、清原果耶は中3の運動会での1位に…それぞれの思い出を明かす

砥上裕將の青春小説を、横浜流星主演で実写映画化した『線は、僕を描く』(公開中)で、10月20日に横浜流星、清原果耶、河合優実、小泉徳宏監督を迎えた公開前夜祭オンラインイベントが開催。横浜たちは4面LEDに囲まれた水墨画の中で、ファンや関係者とオンラインで交流した。

原作は2020年「本屋大賞」3位、2019年TBS「王様のブランチ」BOOK大賞を受賞した人気小説で、「ちはやふる」シリーズの小泉監督がメガホンをとった本作。水墨画と出会い、学ぶことでその世界に魅了されていく主人公、青山霜介役を横浜が、ヒロインの篠田千瑛役を清原が演じた。

【写真を見る】ピースサインで決める横浜流星
【写真を見る】ピースサインで決める横浜流星

霜介と千瑛の距離感がとてもすてきだという感想をもらった横浜と清原。横浜は「お互いが作っているものがありますし、違和感がないようにと話し合っていたので『いい距離感だった』と言ってくださるのはすごくうれしいです。変に恋愛とかでくくられなくてよかったなと。その距離感も注目して観てほしいです」とアピール。

清原も「私は千瑛として、流星くんは霜介として現場にいたので、そういう空気感が生まれたんじゃないかなと思っています」と手応えを述べた。

小泉組の雰囲気について聞かれると、河合は「いろんな水墨画の世界の方や、滋賀という土地やいろんな方の協力あっての映画ですが、監督がこの映画を作りたいというまっすぐな想いがあって、皆さんがついていってる感じがして、居心地がよかったです」とコメント。

ピースサインをする清原果耶
ピースサインをする清原果耶

「ちはやふる」以来の小泉組への参加となった清原は「5年前に一度ご一緒させていただいたので、5年も経ったから変わってないとダメかなと、緊張や不安はありましたが、楽しかったです」と安堵の笑みを見せる。

小泉監督も「久しぶりの現場で清原さんの成長した姿を見て、心のなかで大満足でした。最初に会った時は15、16歳で少女のようだったから。とはいえまだ19歳ですが、大人の女性になられて、期待したどおりの成長を見せてくれました」と清原の演技に太鼓判を押す。

横浜は小泉組について「楽しかったです。監督とたくさん話し合いをした記憶が残っています。自分も頑固ですが、監督も頑固で(笑)。でも、なんでも受け止めてくださるので、2人でやりとりをして、霜介ができあがったので感謝しています」と言うと、小泉監督は「百発百中頑固と言われます(苦笑)。でも通ずるところがあったなと」とうなずいた。

ピースサインをする河合優実
ピースサインをする河合優実

また、青春時代の思い出について尋ねられたゲスト陣。清原は「私は中学生のころからお仕事をさせていただいていましたが、3年生の体育祭にどうしても出たくて。でも、その日にナイターの撮影が東京であると言われたのですが、マネージャーさんに『絶対に(体育祭に)出ます』と言っていて。リレーを走ってそのまま荷物を持って、新幹線で東京まで行きました。リレーは1位でした」を満面の笑みを見せた。

小泉監督は「僕はいまも青春時代なので。42歳ですが……」と苦笑いしたあとで「映画を作っている時は、ずっと体育祭を走ってる感覚です」と目を輝かせた。

横浜も「僕も監督と一緒です。学生時代でいうと空手ですが。でも、青春ってくくれないです。いまも青春だなと。最近はボクシングをやっているので、継続して鍛えてます」と力強く語った。

河合は「高校時代にずっとダンスをしてて、仲間と一緒にものを作ることを続けていたので、それをお仕事でも続けられていることは幸せだなと思いました」と述べ、ダンスと通ずる点について「体を使って表現することもそうだし、みんなで1個のものを作るというのはつながっています」と述べた。

最後に横浜は「映画は皆さんのものになりますので、この作品を愛してくださったらうれしいですし、霜介の変わっていく姿を見て、皆さんの心になにかを感じてくださるとうれしいです。また、SNSで感想をつぶやいていただき、この作品を広めてくださるとうれしいです」と言って笑顔でしめくくった。

また、公開前日ということで、原作の大ファンであり芳林堂書店高田馬場店で映画公開に合わせてコーナー展開を担当した書店員や、ロケ地となった滋賀県の多賀大社、東京都指定有形文化財「百段階段」で映画の特別企画を行っている目黒のホテル雅叙園東京、台湾や韓国の映画配給会社のスタッフなどとつなぐ中継も行われ、大盛況のなか、幕を閉じた。

取材・文/山崎伸子

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