田島列島の人気コミックを広瀬すず主演で映画化『水は海に向かって流れる』ティザービジュアルと超特報映像が解禁|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
田島列島の人気コミックを広瀬すず主演で映画化『水は海に向かって流れる』ティザービジュアルと超特報映像が解禁

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田島列島の人気コミックを広瀬すず主演で映画化『水は海に向かって流れる』ティザービジュアルと超特報映像が解禁

「子供はわかってあげない」で漫画賞を総ナメにした田島列島の同名コミックを、広瀬すず主演で、前田哲監督が映画化した『水は海に向かって流れる』が2023年6月に全国公開されることが決定。このたび、本作のティザービジュアルと超特報映像が解禁された。

【写真を見る】原作は田島列島「水は海に向かって流れる」(講談社「少年マガジンKCDX」刊)
【写真を見る】原作は田島列島「水は海に向かって流れる」(講談社「少年マガジンKCDX」刊)[c]田島列島/講談社

本作は、雨の日の思いがけない出会いから始まる物語。広瀬が演じる主人公は、シェアハウスに住み、いつも不機嫌そうなワケありOL“榊さん”こと榊千紗。過去の出来事から心を閉ざし、「恋愛はしない」と宣言する彼女の止まっていた時間を動かした人物とは? 数々のヒット作に出演し、着実にキャリアを積み重ねてきた広瀬にとって、本作は2023年で唯一の単独主演映画となる。広瀬は「ここまでクールで、感情がつかみにくい役は初めて」という難役に挑んでいる。

また、メガホンをとるのは、『そして、バトンは渡された』(21)や『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)などの前田哲監督で、人と人とが向き合う過程を優しく描き、心の揺れ動きやあふれだる感情を丁寧に映しだしている。

解禁されたティザービジュアルでは、大人の雰囲気をまといつつも、心になにかを抱えているような、榊さんの姿が。前田監督に「今まで見たことのない広瀬すずを見せてくれるのではないか。すずさんの表現に私たちスタッフは心が鷲づかみにされることが何度もありました」と言わしめるほど、広瀬にとってはハマり役となったよう。そんなキャラクターの繊細さをしっかりと写し出すビジュアルになっている。

また、超特報映像では、本作でも重要なシーンの1つである「ある雨の日の思いがけない出会い」を切り取っている。雨や傘を開く音が印象的で、榊さんの不機嫌そうな声と表情や、海で美しく映し出される横顔、「俺がいなければ、この人の肩が濡れることはなかったのに」という言葉などが挿入されていて、物語の行方がなんともきになる映像となっている。


原作者の田島列島が「脚本を読んだ段階ではわからなかった、音楽も合わさって生まれる映像ならではのエモさ。コレ、漫画じゃできねんだよなあーと思いました」と太鼓判を押す本作。今後の続報にも期待したい。

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