吉沢亮、ファンにハートのクリスマスプレゼントを贈るもなぜか会場大爆笑!橋本環奈から「ぎこちない」とのツッコミも
映画『ブラックナイトパレード』(公開中)初日舞台挨拶が23日、TOHOシネマズ 日比谷にて開催され、吉沢亮、橋本環奈、渡邊圭祐が登壇し、撮影裏話やクリスマスに欲しいプレゼントについてのトークを展開した。
CG処理も多い作品だったため「完成した映像を想像できないまま演じている部分もありました」と明かした吉沢は、「間に合うのかなという不安もあったけれど、完成した作品を観てすごくおもしろいものに仕上がっていたし、なによりいま、みなさんの笑顔を見て(楽しんでもらえたと分かり)ホッとしています」と笑顔を浮かべた。
ここまでネタバレ禁止事項が多かった本作。今日は多少のネタバレはOKということで「実は…」のトークを展開する場面も。吉沢は「予告編にも出ているので一発で分かるのに、今日まで秘密だと言われたことがあります」とニヤリ。劇中に登場する“帽子さん”は福田雄一監督作品ではおなじみのムロツヨシが演じていると明かし、「言いたくて言いたくてしょうがなかったです。撮影もずっと一緒だったから…」とやっとムロの名前を口にできることをよろこんでいた。
渡邊が演じた小平鉄平は、まったく笑わないただのイケメンという役どころ。冒頭の挨拶で渡邊は「イケメンでーす!」と自己紹介し、会場は大きな拍手に包まれる。そんな渡邊の撮影中の思い出は橋本の食欲と話し、「サンタの映画なので夜の撮影が多かったけれど、深夜になると環奈ちゃんと監督がめっちゃ食べているんです」と食べっぷりに驚いたことを告白。すると橋本が「なべちゃんが食べなさすぎ!」と鋭くツッコミ、「うさぎちゃんなのかな、と思うくらいほんのちょっとしか食べなくて。ガパオライスみたいなのが出たときも、上にのってる具をちょこっと食べるだけ」と指摘。苦笑いする渡邊に吉沢も「彼は食べなすぎです」と納得の様子でうなずいていた。
まったく笑わないイケメン役の渡邊に対し、吉沢演じる何をやってもダメな冴えない主人公の日野三春や橋本演じる可愛い顔して猟奇的な天才ハッカーの北条志乃は、劇中で白目や変顔を披露している。特に橋本は、スキンヘッド姿で衝撃の変顔に挑んだが、準備には2、3時間かかったという。「髪の毛をギュッと詰めて。本当にギュッ、ギュッて(笑)。すごく大変でした」と長い髪を詰め込んだスキンヘッド作りを振り返る。吉沢は「こんなに顔の小さい人がいるんだ!」と驚いたそうで、「後ろから見ると(長い髪で)頭がボコっと膨らんでいて。顔が小さいから、バランスがなんか若干エイリアン風でした」と暴露。しかし、驚いたことはほかにもあったそうで、「変顔のシーン前に、隅っこで練習してました。めっちゃストイックやん!って思いました」と、橋本の変顔作りの様子に感心したことを明かしていた。
もうすぐクリスマスということで、いま3人が欲しいプレゼントを発表する場面も。吉沢は「たくさんの方にこの映画を観てもらって、たくさんの笑顔がほしいです」と主演らしい発言をする場面も。その後、少し照れながらモノだったら「入浴剤。いい感じの入浴剤がほしいです、お願いします〜!」とリクエストした。橋本が欲しいのは人をダメにするクッション。「リビングにちょっと大きめのやつを置いて…沈まりたいです」と笑顔。
渡邊は「靴下が欲しいです。靴下とパンツはすぐにダメになるけれど、捨てられなくて履き続けるタイプ」とニッコリ。さらに「黒しか履かないです。僕のパンツは黒です」と付け加え、さらに「メリークリスマス」とキメ顔で囁き、会場は大爆笑。
この日のイベントでは、夏の撮影でレザーの衣装の下にパンツを履くか履かないかの論議をしていたことも明かしていた渡邊に、吉沢が「インナーもつけてもらったら?」とアドバイス。渡邊が満面の笑みで「よろしくおねがいします!」とおねだりすると、橋本が「必要なものをプレゼントしてもらおうとするのやめてもらえます?」と鋭いツッコミを入れるなど、息のあったトークでイベントを盛り上げた。
取材・文/タナカシノブ