内田真礼が教える、吹替版『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の注目ポイント「感情が最高に伝わってくる」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
内田真礼が教える、吹替版『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の注目ポイント「感情が最高に伝わってくる」

インタビュー

内田真礼が教える、吹替版『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の注目ポイント「感情が最高に伝わってくる」

豊かな自然に囲まれた神秘の星、パンドラを舞台にしたジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開中だ。リアルな質感で“映像革命”と呼ばれた映像はより進化を遂げ、絆を軸に展開する人間ドラマも盛り込まれ、前作以上に見ごたえある作品になった。そんな今作の吹替版に内田真礼が出演。物語のキーキャラクターとなる少女の声を担当した彼女に、映画の見どころや吹替えの魅力、難しさを聞いた。

「本国の方から声がとても合っていたと言葉をかけていただいたのもうれしかったです」

神秘の星パンドラに侵攻した人類に打ち勝ち、先住民族ナヴィの一員となることを選んだ元海兵隊員ジェイク(サム・ワーシントン)の前に、再び人類が出現。ジェイクはナヴィの妻ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)やキリ(シガーニー・ウィーバー)ら子どもたちを連れ海の部族メトカイナ族の元に身を寄せる。森から海へと舞台を変え壮大なアドベンチャーを繰り広げる今作で、内田はメトカイナ族の娘ツィレヤ(ベイリー・バス)の声を担当した。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』で海の部族の娘、ツィレヤ役を演じた内田真礼
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』で海の部族の娘、ツィレヤ役を演じた内田真礼[c] 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

前作『アバター』(09)が公開されたのは13年前。内田は当時の感動をいまも覚えているという。「どこからどこまでが作りものか、本物なのかわからない不思議な体験でした。本当にパンドラがあるのかな?と思えるくらいすばらしい映像に感激しましたね」と振り返る。それだけに、ボイステストを経て、オーディション参加が決まった時には胸が高まったという。「絶対に受かるぞ、という気持ちでオーディション現場に行ったことを覚えてます」。

その時に演じたシーンの一つが、ジェイク一家が海で新生活を始めるシーン。「海での呼吸法を教えているところはすごく印象に残っています。オーディションのあと、本国の方から声がとても合っていたと言葉をかけていただいたのもうれしかったです」。なお、ツィレヤを演じたバスは、ドラマ版「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」などに出演している注目の若手女優。その声質は自分に近いと感じたそう。「わりと自分の素の声に近い感じはありました。なのでキャラクターに感情を乗せやすかったです」。


森を追われたジェイク一家は、海の部族の元に身を寄せる
森を追われたジェイク一家は、海の部族の元に身を寄せる[c] 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

ツィレヤはメトカイナ族を束ねるリーダーの娘。森からやってきた“よそ者”であるジェイク一家を温かく迎える優しい少女だ。演じるうえで大切にしたことは優しさの度合いだったという。「2人兄妹の妹役。とても女性的だし優しさを大切にしましたが、年齢感的にも立場的にもお姉さん風にならないよう考えながらお芝居しました」と述懐。ツィレヤたちにとって海がどれだけ大切かを説く重要なセリフも「すべてをわかっている女性ではなく、あくまでも少女らしさを失わないようにしました」。

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