『アントマン&ワスプ:クアントマニア』本予告と新ポスターが解禁!量子世界で壮絶なバトルが
マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「いままでの映画と違い、新たな“アベンジャーズ”につながる作品」と明言するマーベル・スタジオ劇場公開最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が2月17日(金)に全国公開される。このたび本作の本予告と最新ポスターが全世界で解禁となった。
アントマンといえば、身長わずか1.5cmの“最小”アベンジャーズでありながら、これまでに重要な役割を果たしてきた。宇宙の生命が半分消されていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)では、彼が量子世界を使ったタイムトリップの可能性に気づいたことで、アベンジャーズは過去の時代からインフィニティ・ストーンを回収し、サノスとの最終決戦へ臨めたことも記憶に新しいところだ。
全世界解禁となった本予告では、人類の想像をはるかに超越する量子世界でのバトルが、圧倒的スケールで繰り広げられている。本作では、時間を征服する力を持ち、あのサノスをも超えると噂されるマーベル史上最大の脅威となるカーンが登場する。
映像は、そのカーンが、世界を救ったアベンジャーズで、娘を愛する父親でもあるアントマンの弱みにつけ込むかのように「助け合おう」と不穏に語りかけるシーンから始まる。
『アントマン』(15)では窃盗罪で捕まったり、『アントマン&ワスプ』(18)では量子世界に閉じ込められ5年もの間行方不明になってしまったりと、本来であれば愛する娘キャシーとともに過ごせたはずの貴重な時間をたくさん失ってきたアントマン。彼にとって、カーンからの「失われた時間を与える」という提案はまたとないチャンスだった。
しかし、その甘い誘いに乗せられたアントマンは娘を人質に取られた挙げ句、娘を救うには世界を犠牲にせざるを得ないという究極の選択を迫られることに。かつて世界を救ったアベンジャーズの1人であるアントマンは、愛する娘のためにカーンの要求に屈して世界を犠牲にするのか?予告最後の意味深なセリフ「一緒に死んでもらう」の意味とは?アベンジャーズで最もユニークなヒーローである彼が、世界に迫りくる脅威に“一家総出”で立ち向かう。
“アベンジャーズ新章”の始まりとなる戦いに世界中が注目するなか、あわせて解禁された新ポスターには、量子世界を舞台に、アントマン、ワスプ、アントマンの娘のキャシー、そしてワスプの父ハンク・ピム博士と母ジャネットら“アントマン一家”が最凶の敵カーンに立ち向かう姿が映し出されていて、予測不可能な未知の世界での壮絶な戦いを予感させるデザインとなっている。
『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)』へつながる、新たなアベンジャーズの始まりの物語となる本作。アベンジャーズ史上“最小”ヒーローが、人類の常識を覆すバトルを繰り広げていく本作に乞うご期待。
文/山崎伸子