アルコ&ピースが“アベンジャーズ敗北宣言”!?最凶の敵が登場する『アントマン&ワスプ:クアントマニア』に「とんでもない絶望感」
「僕にとっての“量子世界”は『さんま御殿』」(平子)、「いずれ子どもとマーベル映画を観に行きたい」(酒井)
――アントマン/スコットが、娘のキャシーのためならばどんな危機にも飛び込んでいく姿も胸を打ちます。お2人もお子さんがいらっしゃいますが、スコットの父親としての気持ちに共感することはありますか。
平子「子どもができる前だったら、絶対に前に出なかったであろう、僕のひな壇での立ち居振る舞い。それはスコットの想いと似たものがあると思います。一歩前に出て(明石家)さんまさんにツッコむなんて、子どもができるまでは想像すらしなかったことです。その勇気を子どもたちが与えてくれました。やっぱりね、このひと言がミルク代、おむつ代になっていくんだと思うと、自然と体や口が動くんです。スコットが飛び込む“量子世界”は、僕らにとっての『踊る!さんま御殿!!』。なにが起こるかわからない世界でも、子どものためならば一歩踏みだすんです!」
酒井「僕はいままでガンガン、タクシーに乗っていましたが、なるべく電車に乗って移動しようと思っています。タクシーに乗るのは、タクシーチケットが出る時だけ。無駄なお金は使わないようにと思うようになりましたね。雨の日も電車移動をして、テレビ局まで傘をさしていると、お金がなかった若手時代を思い出して、当時のようなハングリー精神を持ち続けることも大事だなと思ったりして。子どもを想う気持ちや、ハングリーさにおいてもスコットに共感します。うちの子はまだ小さいので、いつかマーベル映画を一緒に観に行けるといいなと思っています。キャシーのように、父ちゃんを引っ張っていってくれるような子に育ってくれるとうれしいです」
取材・文/成田 おり枝
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