アルコ&ピースが“アベンジャーズ敗北宣言”!?最凶の敵が登場する『アントマン&ワスプ:クアントマニア』に「とんでもない絶望感」
「カーンには、とんでもない絶望感を味わわされた」(平子)
――マーベル史上最凶の敵と言われる征服者カーンが、MCUに本格的に参戦しました。2025年には『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』という、カーンの名前がタイトルに入った映画の公開も予定されています。彼の存在が今後のマーベル映画の鍵を握るのではないかと思われますが、お2人の印象を教えてください。
平子「そんなに毒っけがある感じでもなく、穏やかそうな存在に描かれているじゃないですか。僕は勝手に、それがフェイクなんじゃないかと感じていて。それだけにこれからとんでもない成長を遂げて、世界観を増幅させていくことを予感させます。劇中ではカーンが『あれ?』と引っかかるようなセリフも言っていて、今回限りのヴィランではない、そうは行かないぞという伏線も散りばめられている。カーンには、どのような広がりを見せるか読めない楽しさがありますね」
酒井「最後の展開、ヤバかったよね…。どこまで言っていいのかわからないけど。うわ、コイツ本当にヤバいぞ!って」
平子「カーンには、とんでもない絶望感を味わわされましたね」
酒井「今後の期待としては、カーンが相手となると、やっぱり新しいアベンジャーズがアッセンブルしないと無理でしょ!スコットの娘のキャシーも重要人物になったりするのかな。あとはアリだね。本作でもアリが登場するシーンがあるんですが、キター!と興奮しました。いつもいいタイミングで来てくれることが多いから、僕、アリへの信頼度がものすごく高くなっています(笑)」
平子「本作でも『エンドゲーム』でアベンジャーズがアッセンブルした時のような、盛り上がりのあるシーンがありましたね。ただこれまでのアベンジャーズの攻撃法としては、ハンマーやクモの糸、盾などで戦ってきましたが、複数の時間すべてを征服するカーンが相手となると、アベンジャーズのこれまでの戦術では勝てないんじゃないかな」
――そんなカーンに勝てるとすれば、どのような手段が考えられますか?
平子「無理です。全滅です」
酒井「全滅するの!?」
平子「もうサノスのように、指パッチンで人類の半分を消すとかじゃない!全滅でしょう。カーンは、宇宙の始まりと終わりを司るような存在なので。もう世界は終わっていくでしょうね」
酒井「そこは、人の想いや、勇気、正義、愛とかが武器になるんじゃないの!?」
平子「僕だって、ポッツの涙でアイアンマンが生き返ると思っていましたよ。でも生き返らなかったじゃないですか。そういうものも描かれるんです」
酒井「それを聞いていると、アリでも無理な気がしてきたな…全滅か…」
平子「要は、それぐらいの危機が迫っていると感じましたね。それだけに今後の展開が楽しみで仕方ありません!」