HuluがPLAYLIST社とタッグ!「愛の不時着」「梨泰院クラス」プロデューサーが手掛けるオリジナルドラマ制作決定
Huluが、韓国最大手のインターネットサービスNAVERのグループ会社の、グローバル総合コンテンツスタジオPLAYLIST社とタッグを組み、韓国発のオリジナルドラマを制作する共同ビッグプロジェクトの開始を発表。プロジェクトの第1弾として、2F(イエフ)による韓国の大人気WEBマンガを原作としたドラマ、Huluオリジナル「プレイ・プリ」が2023年に制作されることが明らかとなった。
本作の原作となる「プレイリスト」は、韓国で累計閲覧数1億回、グローバル累計閲覧数2.1億回を誇るWEBマンガ。日本語、英語、中国語、ドイツ語、スペイン語、タイ語、フランス語、インドネシア語の8つの言語に翻訳され世界中で人気を集めている。素顔を隠し弾き語り動画をSNSにアップしているワケあり女子大生と、同じ大学に通うイケメンアイドルとの秘密の恋を描き、誰もが夢見るようなアイドルとのラブストーリーが多くの読者の心を掴んでいる。
今回そんな本作初の実写化の制作を担当するユン・ヒョンギは、韓国の大手制作会社STUDIO DRAGON出身の敏腕プロデューサー。2019年には日本でも社会現象を巻き起こしたヒョンビン&ソン・イェジン主演の純愛ラブストーリー「愛の不時着」を手掛け、2020年にはパク・ボゴム主演の「青春の記録」、2022年にはパク・ジフン&チェ・ヒョヌク主演の「弱いヒーロー Class1」をヒットに導くなど、数々の成功を収めている。ヒョンギは、本作の制作について「グローバルトレンドを先導するドラマを作りたい」と意欲を述べ、「(オリジナルサウンドトラックを含め)多方面で作品をお楽しみいただけるように、制作を進めていく予定です」と語る。
また、「梨泰院クラス」を大ヒットに導いたチーフプロデューサーのイ・ミナは、「Huluと共同プロジェクトをすること自体が非常に意味のあること」だと述べ、「本作は繊細な感情が描かれる感性ロマンスです。『共感』と『トレンド』のトップランナーであるPLAYLIST社で制作する今回の作品に、期待と関心をお願いします」とコメントしている。
脚本には「青春ブロッサム」のパク・ユンソンが加わり、「原作が持つ秘密の青春ロマンス的な要素はもちろん、若い世代が身近に感じるエピソードを盛り込むために努力しました」と語り、「劇中に出てくる様々なジャンルの音楽を聴く楽しさも感じられると思います」と楽曲の素晴らしさを語っています。さらに原作者の2F(イエフ)は、自身の作品初の実写ドラマ化について「WEBマンガ作家として、とても栄光なチャンスだと思っています。ドラマ化によって、より豊かで華やかなストーリーが展開されそうで、大きな期待を寄せています」と喜びのコメントを寄せた。
Huluでは、極限のゾンビサバイバル「君と世界が終わる日に」をはじめとする国内制作のオリジナルドラマに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のプロデューサーが手掛ける大型国際連続ドラマ「THE SWARM/ザ・スウォーム」、「Concordia(コンコルディア)」、日本の伝説的大人気漫画原作を仏英日の共同製作で実写化する「神の雫/Drops of God」、ヨーロッパ最大級の制作会社が主導する「THE HEAD」など、海外ヒットメーカーとの共同製作ドラマにも力を入れている。
また、かねてより、世界中から熱い視線が送られる韓国ドラマにも注目しており、今回革新的なコンテンツを生みだす韓国制作会社との初のコラボレーションが実現。韓国ドラマに日本のテイストを融合させることで新たなケミストリーを生みだし、国境を越えた共感を呼ぶ作品の制作を目指しているという。
このほかにもHuluでは、Huluプレミア「アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~」や「哲仁王后 ~俺がクイーン!?~」、「ジンクスの恋人」を独占配信中で、3月10日(金)からは「LOST 人間失格」など話題作を独占配信予定で、今後も本作「プレイ・プリ」を筆頭に、さらに充実したコンテンツの配信していくという。2023年はHuluが贈る”韓ドラ”ラインナップも見逃せない!