広瀬すず×櫻井翔が語り合う、俳優としての歩みと映画『ネメシス』での再会「この空間にはもう信頼しかない」
「夢に共演者が出てくることがかなりあります。夢の中で映画のシーンを先に撮影しちゃってる…」(広瀬)
――本作は「夢」がキーワードですが、撮影期間中、夢に共演者が出てくることもありますか?
広瀬「私はかなりあります。撮影の前日にセリフを覚えながらそのまま寝たりすると、夢の中でそのシーンを先に撮影しちゃってる…みたいなことが結構あります(笑)」
――夢の中では、相手のお芝居も広瀬さんがイメージしてるってことですよね?
広瀬「そうです、そうです。でも、起きていざ現場に行くと、私が夢で見ていたのとは全然違います!そういう時に『自分は監督業には向いてないな』って痛感します(笑)」
櫻井「へー!おもしろいね、その話(笑)。僕の場合は、セリフを覚えていないのに現場に行く夢とか、踊りも歌も覚えていないのに急にコンサートで舞台の上に呼ばれるとか、一つも勉強していないのにいきなり試験を受けるとか。そういう夢は、結構よく見るんだけど…」
――朝起きて、「あぁ、夢でよかった~!」って安心するってことですね。
櫻井「『夢でよかった~!』ってめちゃくちゃ思います」
広瀬「翔さん、夢の中ではかなりギリギリで生きてますね(笑)」
櫻井「すずちゃんもセリフを覚えてない夢とか見ない?いろんな人に共感されるんだけど」
広瀬「私“ヒヤヒヤする”みたいな夢はほとんど見ないです。子どものころ、夢の中で爆弾が転がってきてヒヤヒヤしたことはありますけど」
櫻井「僕が子どものころによく見ていた怖い夢は、円形の流れるプールでずっと流されてる夢!」
広瀬「アハハハ(笑)!」
櫻井「超怖いよ!陸に上がれないんだから。ずっと流されてるんだよ!あれは怖いよ~」
広瀬「アハハ(笑)。それめっちゃおもしろいです!もがいても、もがいてもダメなヤツですね」
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2人が俳優業に対する想いを明かす
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