コナン&灰原哀が積み重ねてきた歴史を体感!ハリウッド顔負けのスケール感に没入したい『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は“IMAX推し”

コラム

コナン&灰原哀が積み重ねてきた歴史を体感!ハリウッド顔負けのスケール感に没入したい『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は“IMAX推し”

劇場版25作の累計興行収入が1000億円という驚異的な数字をたたき出した「名探偵コナン」。シリーズ最新作『名探偵コナン 黒鉄の魚影』が、いよいよ本日より公開となった。本作のキーパーソンとなる灰原哀役の林原めぐみが、台本を読んだ途端に「号泣した」というドラマチックな展開、宿敵・黒ずくめの組織との激しい攻防戦、劇場版おなじみのド迫力のアクションなど、釘付けになる要素満載の本作は、没入型の映画体験ができるIMAXでこそ堪能したい一作だ。そこで今回は本作を全力で楽しむべく、IMAXでの見どころポイントをご紹介したい。

灰原を救いだすことができるのか…?コナン&灰原の関係性、集大成を大スクリーンで目撃!

青山剛昌による原作コミックスが既刊103巻に到達、テレビアニメシリーズも放送1000回を突破するなど、ますます勢いが加速している「名探偵コナン」。劇場版26作目の舞台は、東京・八丈島近海に建設された海洋施設「パシフィック・ブイ」。世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための同施設で起きた女性エンジニア誘拐事件を発端に、黒ずくめの組織の魔の手が灰原に襲いかかる。果たしてコナン(声:高山みなみ)は、灰原を救いだすことができるのか?そして宿敵である黒ずくめの組織に、灰原の正体がシェリー=宮野志保であることがバレてしまうのか。単独でも楽しめる作品でありながら、原作ともリンクしていく劇場版シリーズらしい、「名探偵コナン」の核心に迫る物語が展開する。

灰原に襲いかかる黒ずくめの組織にコナンが挑む!
灰原に襲いかかる黒ずくめの組織にコナンが挑む![c]2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

冒頭からバイクで爆走しながらのガンアクションや、追手から逃げる女性など、どんな物語が始まるのかというワクワク感と共に本編がスタート。おなじみの「名探偵コナン」のメインテーマが映画館に鳴り響くなか、これまでの経緯や人物紹介が映しだされていく。あの曲を耳にするだけでいつもテンションが上がってしまうという人も多いことと感じるが、パワフルな高音質サウンドを実現するIMAXならば、幕開けから一気に映画の世界に誘われるはずだ。

そして本作の最大の見どころとなるのが、キーパーソンとなる灰原のあらゆる表情をたっぷりと目にすることができる点。帝丹小に通う小学生である灰原は、もともとは黒ずくめの組織の一員で、工藤新一(声:山口勝平)の体を小さくした毒薬のAPTX(アポトキシン)4869を開発していた研究者。本名の“宮野志保”、組織でのコードネーム“シェリー”、薬を飲んで小学生の姿になった“灰原哀”という3つの名を持つ彼女は、いまやコナンが頼りにするよき相棒であり、この世でたった一人、コナンが同じ境遇をわかち合える相手だ。

灰原の表情一つ一つに目が離せない
灰原の表情一つ一つに目が離せない[c]2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

本作では、人に褒められて照れる姿、相手に対する優しさに満ちた仕草、黒ずくめの組織に追われ、絶体絶命のピンチに陥る恐怖に歪んだ顔、メガネ姿や、クライマックスで見せる驚きの行動&悶絶級のかわいさなど、灰原の一つ一つの表情から目が離せなくなること必至。とりわけコナンと灰原のやり取りからは、お互いへ寄せる信頼がたっぷりと感じられ、これまで彼らが積み重ねてきた歴史、絆の伝わるシーンに心を揺さぶられるはずだ。

【画像を見る】灰原哀の涙のワケとは…?コナンとの絆や積み重ねてきた歴史に心が揺さぶられる!
【画像を見る】灰原哀の涙のワケとは…?コナンとの絆や積み重ねてきた歴史に心が揺さぶられる![c]2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会


灰原役の林原は、完成披露イベントにおいて「読んだ途端に号泣」と本作の脚本を読んだ感想を告白。「自分をクールダウンさせてみると、哀ちゃんが泣いているんじゃなくて、私が泣いているんだなと思った。『いつ死んでもいい』と言っていた彼女が、これだけの人に愛されるようになって、生きるということに対して、自分のなかに決意を持っているということに、私が泣いていたんだなと思った」としみじみと語っていた。灰原の決意や、灰原&コナンによる関係性の集大成ともいうべき場面を、床から天井まで壁一面に広がるIMAXの大スクリーンで、ぜひとも目撃したい。


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