コナン&灰原哀が積み重ねてきた歴史を体感!ハリウッド顔負けのスケール感に没入したい『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は“IMAX推し”

コラム

コナン&灰原哀が積み重ねてきた歴史を体感!ハリウッド顔負けのスケール感に没入したい『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は“IMAX推し”

コナンたちに襲いかかる、黒ずくめの組織との緊迫した攻防戦!

あらゆる手を使って灰原と「パシフィック・ブイ」を狙う黒ずくめの組織の幹部格・ジン
あらゆる手を使って灰原と「パシフィック・ブイ」を狙う黒ずくめの組織の幹部格・ジン[c]2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

黒ずくめの組織が本格的に劇場版エピソードに登場するのは、劇場版20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(16)以来、7年ぶりのこと。組織の幹部格の一人、ジン(声:堀之紀)とジンを兄貴と慕うウォッカ(声:立木文彦)は、冷酷なまでに灰原を狙い、ミステリアス美女のベルモット(声:小山茉美)は、謎めいた行動で観客を翻弄する。4月8日に放送されたテレビアニメ1079話「黒ずくめの謀略(正体)」にて、ついに最高幹部であるラムの正体が明らかになったが、本作ではラムの片腕であるピンガが初登場。黒ずくめの組織の物語が動く、重要エピソードとしても見逃せない。ピンガが一体どのような風貌、性格の持ち主なのか、しっかりと見届けてみよう。

海中の密室で繰り広げられる本格ミステリーにも注目!
海中の密室で繰り広げられる本格ミステリーにも注目![c]2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

脚本を担ったのは、『純黒の悪夢』『ゼロの執行人』(18)、『緋色の弾丸』(21)など「名探偵コナン」の劇場版やテレビシリーズをはじめ、「相棒」や「科捜研の女」といった人気シリーズも数多く手掛け、コナンファンだけでなくサスペンスファンからも絶大な人気を誇る櫻井武晴。「パシフィック・ブイ」で開発が進められている、顔認証システムを応用した“新技術”をめぐって、コナンや灰原、黒ずくめの組織、施設のメンバーが絡み合っていくストーリーは、アイデアと共に緊迫感にあふれ、本格ミステリーとしての見応えも十分。細やかな一挙手一投足までがトリックを解く鍵となるので、豊かな色彩で優れたコントラスト特性を持つIMAXで、大画面の隅から隅まで目を凝らしてみてほしい。

黒ずくめの組織のなかでも、あらゆる思惑が交差する…
黒ずくめの組織のなかでも、あらゆる思惑が交差する…[c]2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会


また本作には、コナンと同じように灰原を守ろうとしている赤井秀一(声:池田秀一)=沖矢昴(声:置鮎龍太郎)、バーボン=降谷零/安室透(声:古谷徹)など、人気のキャラクターがこぞってお目見えする。シビれるような登場シーンとなっており、彼らがどのように物語に関わっていくのか、大いに注目だ。そして「パシフィック・ブイ」の局長・牧野洋輔役でゲスト声優を務めた沢村一樹も、高山みなみが太鼓判を押すの名演を披露している。個性的かつ魅力的なキャラクターが勢ぞろいする本作だが、数々のドラマ、アニメ、映画を手掛けてきた菅野祐悟による音楽が、彼らのドラマチックなストーリーを盛り上げ、ドキドキ、ハラハラしっぱなしの109分が完成した。どこの座席でも全身でサウンドを感じられるIMAXのパワフルな音響ならば、作品世界に一層入り込めること間違いなしだ。


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