メル・ギブソン10年ぶりの監督作『ハクソー・リッジ』は4位に初登場!

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メル・ギブソン10年ぶりの監督作『ハクソー・リッジ』は4位に初登場!

全国で梅雨入りしたこの週末、6月24・25日の映画動員ランキングは、注目の新作3本がランクインするなど、雨によるジメジメも吹き飛ばす熱気が映画館にはあふれていたようだ。

戦場で75人もの命を救った衛生兵デズモンド・ドスの実話を映画化した『ハクソー・リッジ』
戦場で75人もの命を救った衛生兵デズモンド・ドスの実話を映画化した『ハクソー・リッジ』[c]Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016

4位に初登場の『ハクソー・リッジ』はメル・ギブソンが『アポカリプト』(06)以来10年ぶりに監督に挑戦した戦争ドラマで、土日2日間で動員8万3000人、興収1億600万円という好成績となった。第2次世界大戦での沖縄戦が描かれていることもあり、沖縄地区での動員がよく、40~50代からシニア層の男性を中心に集客している。

【写真を見る】向井理が自身の祖父役で出演する『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』
【写真を見る】向井理が自身の祖父役で出演する『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』[c]2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
不朽の名作アニメを再映画化した『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」』
不朽の名作アニメを再映画化した『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」』[c]西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会

7位に初登場の『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』は向井理が祖母の手記を基に自ら企画・映画化した人間ドラマ。自身も祖父役で出演しており、公開前から評判の高かった1作だ。8位の『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」』は名作アニメをリメイクしたもので、往年のヤマト好きから若いアニメファンまで幅広い層から支持を受けてのランクイン。

邦画実写作品の3週連続1位は昨年3月公開の『暗殺教室~卒業編~』以来の快挙となる
邦画実写作品の3週連続1位は昨年3月公開の『暗殺教室~卒業編~』以来の快挙となる[c]2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

そんな3作を抑えて3週連続の1位となった『22年目の告白―私が殺人犯です―』は、土日2日間で動員16万5000人、興収2億3100万円を記録し、累計動員は100万人を突破。なお、邦画実写作品で3週連続1位を記録したのは昨年3月に公開された『暗殺教室~卒業編~』以来の快挙となる。

また、2位の『美女と野獣』は累計興収が118.1億円を突破、3位の『昼顔』は累計動員が112万人に達するなど、こちらも依然好調をキープしている。【トライワークス】

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