韓国の巨匠イ・チャンドン全6作&新作ドキュメンタリーで編成された特集上映の開催が決定

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韓国の巨匠イ・チャンドン全6作&新作ドキュメンタリーで編成された特集上映の開催が決定

<監督コメント>

●イ・チャンドン(監督)

――レストア作業について

「映画を保存するため、過去の映画と新たな観客と出会い結び付けるためにも、必須だと思います。元々のクオリティを維持するための綿密な作業には時間と費用を要し、その映画に関わった監督やスタッフが作業に携われない場合もありますが、幸いなことに、私は今回その機会を得ることができました。当時の映像の雰囲気や印象、そして感情を味わえることに努めてアップグレードしましたので、そこに注目して観てもらえたらと思います」

――今回の日本での上映について

「とても嬉しく、大きな期待を寄せています。私はいつも韓国のほか日本、欧米など遠くにいて違う文化圏にいる観客であっても、人間であれば、根本的に共有や理解、意思の疎通ができると思っています。今回のレトロスペクティヴを通して、私たち人間について、人生について、皆さんと分かち合えればと思います。新しい日本の観客の皆さんとお会い出来ることを楽しみにしています」


文/鈴木レイヤ

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