ジュノが“ツンデレ御曹司”のセリフを再現!ユナと揃って登場した、Netflix「キング・ザ・ランド」バーチャルファンミーティングをレポート

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ジュノが“ツンデレ御曹司”のセリフを再現!ユナと揃って登場した、Netflix「キング・ザ・ランド」バーチャルファンミーティングをレポート

ク・ウォンは「冷たそうだけど可愛い男性」!相性抜群な2人のカップル演技にも期待大

続いては、ファンが2人に質問してさらにドラマの魅力に迫る“何でも聞いて!”のコーナー。2PMとしてだけではなく、数々のドラマで活躍するジュノは、「赤い袖先」で百想芸術大賞テレビ部門男性最優秀演技賞、TikTok 人気賞を受賞。ユナも昨年、「ビッグマウス」の演技が高く評価され、2022年MBC演技大賞で最優秀演技賞(ミニシリーズ部門)女優部門を受賞した。ドラマに欠かせない俳優となった2人は今回が初共演だが、実はMBC歌謡大祭典のMCを連続して務め、カップルダンスでステージを盛り上げるなど縁が深い。

「よく見えていますよ!」というジュノの一言に会場は大盛り上がり
「よく見えていますよ!」というジュノの一言に会場は大盛り上がり


改めてお互いの印象についての質問が挙がると、2人とも「確かにいままでとは違った」と回答。ジュノは「お互いが歌手として頑張っていたのが10年前くらいです。お互いに俳優として再会してみたら、以前の姿と共に俳優としての新鮮な姿を見つけることができました」と感慨深げ。ユナも同じく、「(歌手としての)ジュノさんに出逢った時は、とてもパワフルでかっこいいパフォーマンスを見せてくれていました。カリスマ性溢れる姿を見ていたので、ク・ウォンのちょっと冷たいキャラクターと合うんじゃないかなと思っていました。一方で、彼はサランと出逢いどんどん可愛い姿も見せてくれるので、多くのファンの方がまたジュノさんを好きになってくださるのではないでしょうか」と、初共演で発見した俳優イ・ジュノのキュートな一面に感激しきり。歌手としてのかっこよさについては「そうですね(笑)」と認めたイ・ジュノも、可愛い!という指摘に照れた様子だった。

恋に落ちる主役同士はもちろん、絶妙な間合いなど共演者のアンサンブルがおもしろさを決めるところが、ラブコメディというジャンルの難しさ。ジュノも「雰囲気は良かったんです!」と日本語で答えるほど、「キング・ザ・ランド」の撮影は終始和やかムードだったようだ。居心地の良さはユナも同じだったようで、「今回は出演されていた俳優の皆さん、そしてスタッフの皆さんと一緒に本当に楽しく頑張れたので、ずっと記憶に残ると思います」としみじみ語っていた。

また、プロフェッショナルらしいエピソードも。ジュノは「ワンシーンを撮るごとに必ずユナさんと監督とで頭を付き合わせ、“このシーンはこんなふうに作ろう”と話し合いを重ねた」という裏話を語れば、ユナもまた「ほとんど同世代の俳優さんたちと、アドリブパーティと言えるぐらい愉快な撮影でした!お互いにリハーサルでは見せなかったアドリブを“これは知らなかったよね”って本番でたくさん見せてくれたんです」と当意即妙な演技センスが光る現場だったことを伝えた。

一方ジュノは、“オレ様御曹司”という役柄ならではのこんな悩みも吐露した。「僕の場合は笑ってはいけないキャラクターだったので、NGを出したらどうしようとちょっと怖かったです。本当に楽しくて、我慢できずに思わず笑ってしまったところもありました!」。

その後も、ジュノがドラマの中のお気に入りの“ツンデレ御曹司”ならではのセリフを再現し会場が爆笑&ときめきに包まれたり、サイン入りフォトが当たるスペシャル抽選会や全員参加のフォトセッションの開催など盛りだくさんな内容が続いた。最後にジュノとユナは、日本で待っていてくれているファンへ感謝を伝えると共に、「たくさんの愛と関心をお願いします!」と力強く口にした。お互いによく顔を見合わせてエピソードトークを弾ませたり、「私は日本語が上手じゃなくて…」と謙遜するユナにジュノが優しくフォローするなど息ピッタリで、ドラマへの期待が一層高まるイベントとなった。

取材・文/荒井 南

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