マーゴット・ロビーからオードリー・ヘプバーン、マリリン・モンローら名女優まで…バービー人形になった俳優、映画のキャラクターたち
ハリウッド初期の重要人物アンナ・メイ・ウォン
影響力のある女性をフィーチャーした「Inspiring Women」シリーズからは、ハリウッドで有名になった初の中国系アメリカ人のアンナ・メイ・ウォンが今年ドール化されたばかり。主演作『龍の娘』(31)にちなんでか、はたまた『帰らぬ船出』(34)での衣装に着想を得たのか、金の龍があしらわれたドレスを纏った人形は、パッツンの前髪や涼しげな眼差しなど彼女の特徴が盛り込まれている。
ゼンデイヤはドレッドヘア姿がバービー人形に
Z世代のロールモデルとして絶大な支持を集めているゼンデイヤも、2015年にバービー人形の仲間入り。オファーを受けた彼女が選んだのは、2014年度アカデミー賞のレッドカーペットに参加した際のドレッドヘア姿。インスタグラムでは「私が幼かった頃、自分のようなバービーがいなかった。いまは出身や肌の色など多様な背景を持つバービーが増え、喜ばしい」と語った。
何度もバービーとなったオードリー・ヘプバーン
これまで何度もバービー人形のモデルとなっているのがオードリー・ヘプバーン。初主演作『ローマの休日』(53)からパッツンヘアにブラウス&ロングスカート、『ティファニーで朝食を』(61)からジバンシィの黒ドレス。『麗しのサブリナ』(54)からはこれまたジバンシィの白ドレス、『マイ・フェア・レディ』(64)でのピンクのドレス…と枚挙に暇がないほど様々な姿で立体化され、コレクター心をくすぐってきた。
マリリン・モンローはあの名シーンを完全再現
ポップアイコンとして時代を超えて愛されるマリリン・モンローも、幾度となくバービー人形となってきた女優の1人。『7年目の浮気』(55)からは、白ドレスが風でめくれ上がるという誰もが知るアイコニックなシーンを再現したドールが登場。さらに『紳士は金髪がお好き』(53)からは鮮烈なピンクのドレスなど、多数の作品でのまばゆい金髪姿が切り取られてきた。
ウェディング姿もバービーとなったグレース・ケリー
アルフレッド・ヒッチコックのお気に入りで、『喝采』(55)ではアカデミー賞主演女優賞に輝いたグレース・ケリー。彼女は『泥棒成金』(56)や『裏窓』(54)での姿に加え、1956年に行われたモナコ大公レーニエ3世との結婚式でのウェディングドレス姿も商品化されており、この結婚の影響がどれだけ大きかったかがわかる。
ポスターの姿がインパクト大なファラ・フォーセットのバービー
ドラマ「チャーリーズ・エンジェル」や『キャノンボール』(81)などで知られるファラ・フォーセット。彼女は、金髪を指に絡ませながら座りのポーズを取った、1976年撮影のポスター姿がバービー人形として立体化されている。乱れたブロンドに小麦色に焼けた肌など、ひと目で彼女とわかる仕上がりだ。
エリザベス・テイラーのバービーは瞳が印象的!
『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』(66)などで知られるイギリス人女優のエリザベス・テイラー。彼女のバービー人形は本人同様の艶やかな黒髪とバイオレットの瞳が特徴的。『クレオパトラ』(63)でのゴージャスな装飾を纏った姿など、映画をフィーチャーしたバービーも作られた。