「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の愛すべき銀河の落ちこぼれたち…ピーターやロケットたちが見せた“成長”をプレイバック!
ヨンドゥの矢を使いこなす!?元宇宙海賊のクラグリンと意外な活躍を見せる宇宙犬コスモ
第1作の登場時はラヴェジャーズの一等航海士兼船長補佐、『インフィニティ・ウォー』~『エンドゲーム』の5年間を経た『ソー:ラブ&サンダー』ではガーディアンズの一員となっていたクラグリン(ショーン・ガン)。星を訪れるたびに誰かと結婚してしまう軽さがありながら、柔軟性が若干欠けているのか自分に自信がないのか、ヨンドゥ(マイケル・ルーカー)の形見であるヤカの矢を引き継いだものの、なかなか使いこなすことができなかった。しかし、最新作の戦いのなかで気持ちに折り合いをつけ、ついに矢を使いこなすことができ、人として、戦士としても成長を遂げる。
第1作で、惑星ノーウェアのコレクターのコレクションとして初登場し、気づけば『ホリデー・スペシャル』でガーディアンズの一員となっていたサイコキネシス&テレキネシスを使う宇宙犬のコスモ(声:マリア・バカローヴァ)。人間の知性を持ちながら、犬のように人間への忠誠心や愛情の深さを持ち合わせている。それが如実に現れる最新作では、テレキネシスを使い、ガーディアンズたちを含めた多くの人や動物を助ける活躍ぶりを発揮した。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」への愛が詰まったファン必見のボーナスコンテンツ
こうして振り返るだけでも、それぞれのキャラクターに数々の試練や葛藤があり、感動をファンに届けてきたことが改めて実感できる。MovieNEXのボーナスコンテンツには、シリーズへの思い入れが強いジェームズ・ガン監督をはじめ、プラット、サルダナ、ギランらキャスト陣がキャラクターについて語るメイキング映像も収録。第1作がピーターにとっての母親の物語、第2作が父親の物語、そして最新作が自分の物語であることがガン監督によって説明され、宇宙が舞台の壮大な物語でありながら、その精神性は誰もが身近に共感できる普遍的なものだったようだ。
特にロケットについては、「“ロケット・ラクーン”になるまで」というコンテンツが作られるなど、かなり手厚く解説されている。ロケットは監督を自己投影したキャラクターであることが明かされ、はみ出しものであること、アイデンティティに苦しむ姿が描かれているところにはそういう理由もあったそうだ。ロケットの声はブラッドリー・クーパー、モーションキャプチャーはクラグリン役を務めガン監督の実弟でもあるショーン・ガンが担当している。両者への深い感謝も述べられている。
このほか、キャスト同士の仲の良さがうかがえるNGシーン集、本編には含まれなかったものの、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」らしい“温かさ”を感じさせるラストシーンをはじめとする未公開シーンも充実。ガーディアンズがもっと好きになること間違いなし!なので、ぜひMovieNEXをぜひチェックしてほしい。
文/阿部裕華
8月18日(金)発売
価格:5,390円(税込)
ウォルト・ディズニー・ジャパン
■『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』4K UHD MovieNEX
8月18日(金)発売
価格:9,790円(税込)
ウォルト・ディズニー・ジャパン