綾瀬はるかの“ダークヒロイン”に3時のヒロインも射抜かれた!「どれだけアクションしても美しさが消えない…もう二次元の人やん!」
「あんな声、表情のジェシーさんは見たことがない」(福田)
――男性キャラクターも、とても個性&魅力的なメンバーが顔をそろえています。印象に残ったキャスト、キャラクターについて教えてください。
福田「ジェシーさんのお芝居、すごかったですね!」
――ジェシーさんは本作で、百合を執拗に付け狙う陸軍大尉の津山ヨーゼフ清親として、ヒール役にチャレンジされていますね。
福田「ジェシーさんとはよくバラエティでご一緒するんですが、本当に明るくて陽気な方なんですよ。本作では、いつもの陽気さを微塵も感じさせないお芝居をされていて、ものすごく恐ろしかったです。ジェシーさんって、2人います?本作に出演していたのは、双子のもう一人の方ですか(笑)?」
かなで「私も最初、あれがジェシーさんだとは全然わからなかった!別人でしょ!?」
福田「声の出し方にも凄みがあって、あんな声、表情のジェシーさんは見たことがないなと思いました」
――津山は、板尾創路さん演じる陸軍大佐の小沢から拳銃を口に突っ込まれるシーンもありました。
福田「板尾さんも怖かった…!板尾さんは芸人の大先輩ですが、いつものおもしろい人とは思えないような迫力がありましたね」
かなで「板尾さんって独特なテンポをお持ちで、それがお笑いだとおもしろくなるし、演技になるとまた違った魅力になる。本当に、見ている人を引き込む力をお持ちの方なんだなと思います」
福田「やっぱり唯一無二の方なんだなと、実感しました。また清水尋也さん演じる謎の男・南始は、清水さんご本人のビジュアルや雰囲気が役柄にものすごくマッチしていて、とても印象的です。スマートでありながら、人間離れしているような空気感もあって、怖かった!慎太役の羽村仁成さんもよかったですね。ジャニーズJr.としてステージに立つ時は、きっとすごくキラキラしているんだと思うんです。でも本作では“素朴な少年”というあどけなさもあって、『リボルバー・リリー』の世界の住人になっていました」
「長谷川さん演じる岩見先生に『はああああ…』となっちゃった(笑)』(かえで)
かなで「長谷川博己さん演じる、弁護士の岩見先生もステキでした。百合さんへの愛情がチラッと見えたりするところも、(胸をおさえながら)『はああああ…』となっちゃった(笑)」
福田「岩見先生は、余裕のある感じがまたカッコいいのよね。渋い大人の男性で、それでいて優しさもあって。長谷川さんご本人と役の魅力、両方からそう感じられるような気がしました」
かなで「岩見先生が駆けつけたりすると、『来たー!』って声に出したくなっちゃうよね。めちゃくちゃカッコいい。あとは平岡組の組長を演じていた、佐藤二朗さんも印象的。笑顔を浮かべているのに、めちゃくちゃ怖いんですよ。すごい役者さんなんだなと、改めて感じました」