上野樹里＆林遣都初共演作『隣人X -疑惑の彼女-』疑惑をかけられた者と追う者を切り取った場面写真

7年ぶりの映画主演となる上野樹里と、林遣都が初共演をはたす『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)。このたび本作より場面写真が到着した。

第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子による小説「隣人X」を映画化する本作。舞台は紛争のため故郷を追われた惑星難民Xがあふれ、各国がその対処に苦慮している世界。いち早く受け入れを発表したアメリカに追随するように、日本も受け入れを決定する。人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXが誰なのか、彼らの目的は何なのかが分からない状況で、社会には言葉にならない不安や動揺が広がり、人々はXを見つけ出そうと躍起になっていく。そんななか、週刊誌記者の笹憲太郎(林)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)への接触に成功。徐々に距離を縮めるうちに、笹のなかに良子への恋心が芽生え始める。

今回解禁されたのは、人間の姿に扮する惑星難民X疑惑をかけられた者たちとそれを追う記者たちが切り取られた場面写真。疑惑をかけられた柏木と、記者の笹が真剣な眼差しで歩く姿や、柏木とともにX疑惑をかけられている台湾からの留学生リン・イレン(ファン・ペイチャ)とともに歩く拓真(野村周平)の姿が写されている。また、日本にいる惑星難民Xのスクープを徹底的に狙う週刊東都の編集長である小池(嶋田久作)や、険しい表情をした副編集長の月村祐一(バカリズム)と笹の姿を捉えたカットなども公開された。

良子を想う気持ちと、嘘をついて近づいた罪悪感の間で揺れ動く笹にはどのような運命が待ち受けているのだろうか？異色のミステリーロマンスの公開に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ