最新作『ゴジラ-1.0』も!フィギュアでも迫力満点な近年のゴジラたち
話題の映画や映像作品から思わず欲しくなるフィギュアをご紹介。今回は、11月3日の“ゴジラの日”に公開された山崎貴監督による生誕70周年作品『ゴジラ-1.0』版など、BANDAI SPIRITSから発売されているゴジラのアイテムをチェックしていく。
山崎貴監督も舌を巻く禍々しさ!『ゴジラ-1.0』版はとにかく凶悪
「S.H.MonsterArts ゴジラ (2023)」は『ゴジラ-1.0』に登場するゴジラを約16cmで立体化したアイテム。映画で使用された3Dデータをベースに、ゴジラ造形の第一人者として知られる酒井ゆうじが原型・彩色・造形をプロデュース。さらに山崎貴監督が直接監修しており、劇中さながらのゴジラを再現している。
ゴツゴツ、そしてトゲトゲした皮膚表現の細かさや刺すような目つき、鋭い歯による極悪な表情など、市民を恐怖に陥れるゴジラの凶悪な雰囲気をしっかりと捉えたこのアイテム。可動も備えており、口を開けば恐ろしさも倍増。腕や脚に尻尾に加え、「S.H.MonsterArts」シリーズとしては初めて足の指が独立して可動。多彩なポージングが楽しめる。
その出来栄えには「僕らが映画制作中に追求してきたディテールの量と禍々しさが、手の平に乗ってしまう大きさのなかで再現されていることに驚愕」と山崎監督をも唸らすほどだ。
うっすらとした皮膚の発光まで再現した『シン・ゴジラ』版
また国内の「ゴジラ」シリーズとしては一作前となる『シン・ゴジラ』(16)からは、「S.H.MonsterArts ゴジラ (2016) 第4形態 夜間戦闘Ver.」をチェック。劇中でゴジラが赤く発光する夜間戦闘シーンの仕様となっており、クリアパーツの上に彩色を施すことでゴジラの体表のイメージを再現している。
劇中の3Dデータを基に竹谷隆之らの手によって造形、彩色が施されており、体表や不均一に生えている歯、爪までこだわりが満載。全高約18cm、全長約40cmというボリューム感に加え、広い可動域によるダイナミックなポージングが迫力を演出する圧巻の仕上がりだ。
新宿の街で大暴れした『ゴジラVSキングギドラ』のかっこいいゴジラ!
また「S.H.MonsterArts ゴジラ (1991) -新宿決戦-」は、『ゴジラVSキングギドラ』(91)から、新宿でメカキングギドラと死闘を繰り広げたシーンの特徴的な姿を、映画のスーツ資料を基に酒井ゆうじが原型・彩色・造形プロデュースし、立体化したアイテム。
劇中でパワーアップして復活したゴジラの重量感をしっかりと再現。顔つきも精悍でクールなアイテムだ。「S.H.MonsterArts」シリーズの歴代の可動機構を手掛けたきた細川満彦の手により、プロポーションを損ねない可動で、尻尾を巻いたりという大胆なアクションを楽しめる。
BANDAI SPIRITSでは今回紹介した以外にも、数えきれないほど多くのゴジラのアイテムを取り扱っているので、この機会にチェックしてみては?
文/サンクレイオ翼