『身代わり忠臣蔵』テーマ曲が東京スカパラダイスオーケストラの「The Last Ninja」に決定!本予告も到着
時代劇「忠臣蔵」をベースに、“身代わり”という斬新なアイデアを加えた、土橋章宏の小説を映画化する『身代わり忠臣蔵』(024年2月9日公開)。このたび、本作のテーマ曲が東京スカパラダイスオーケストラの「The Last Ninja」に決定した。あわせて、本ポスター、本予告が到着している。
主演のムロツヨシが主人公の吉良孝証とその兄の吉良上野介を演じる本作。国民的時代劇「忠臣蔵」は、大石内蔵助率いる忠義の赤穂浪士たちが、亡き殿、浅野内匠頭の仇である吉良上野介への討入を成し遂げ、見事な最後を迎えるという物語。『超高速!参勤交代』(14)や『引っ越し大名!』(19)を生みだした時代劇ヒットメイカー、土橋が新たな登場人物を加えながら、不朽の名作を令和に蘇らせた原作を、土橋自身による脚本で映画化する。『総理の夫』(21)、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』(21)の河合勇人が監督を務める。また、ムロが本作で初めて1人2役に挑むほか、永山瑛太が吉良への仇討ちを誓う大石内蔵助を熱演。また、吉良邸に仕える侍女の桔梗を川口春奈、吉良上野介にそっくりな弟の坊主、吉良孝証に“身代わり”を持ちかける吉良家家老の斎藤宮内を林遣都、五代将軍の徳川綱吉を北村一輝、徳川家の側用人の柳沢吉保を柄本明が演じる。
今回解禁となった本作の本ポスターの手前には、兄の死を隠すため身代わりミッションに挑む、坊主の吉良孝証が、うっすら微笑みをたたえ、なにかを企むような表情を浮かべる姿が切り取られている。その後ろには、切腹となった藩主の仇を撃つため立ち上がった、勇ましく剣を構える大石内、女神のような笑顔を浮かべている桔梗の姿が。さらに、その背後には、首をかしげながら、人をあざ笑うかのような表情を浮かべる、嫌われ者の旗本、吉良上野介が大きく君臨している。「バレたら打ち首、良くて切腹!」というキャッチコピーが現すように、一筋縄では行かない「忠臣蔵」にワクワクが止まらないビジュアルに仕上がった。
あわせて解禁となった本予告は、嫌われ者の旗本である吉良上野介が、江戸城内で、赤穂藩主に斬られる事件からスタートしている。吉良上野介が死んだとなれば「一族の恥」、さらに幕府の思惑によって、吉良家存亡の危機という最悪の状況に発展してしまう。そんななか、吉良家家老の斎藤が、吉良上野介の弟である吉良孝証へ「殿に化けて、吉良家をお守り下さい!」と“殿の身代わり”を懇願。吉良孝証が「やってやるか!」と啖呵を切ったところから、“ニセモノの殿”による世紀の身代わりミッションが始まる。吉良孝証は、敵であるはずの大石内とともに、幕府をダマして討ち入りを阻止するために、共同戦線を張ることに。東京スカパラダイスオーケストラによるテーマ曲「The Last Ninja」が流れるなか、幕府に吉良家に赤穂藩も入り乱れる世紀の身代わりミッションが展開していく。
忠臣蔵が好きな人も、忠臣蔵を知らない人も楽しめる、令和の痛快時代劇ではどのようなドラマが描かれるのだろうか?『身代わり忠臣蔵』に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ