「モナーク」ってどんな組織?“モンスター・ヴァース"に欠かせない秘密機関をおさらい!

コラム

「モナーク」ってどんな組織?“モンスター・ヴァース"に欠かせない秘密機関をおさらい!

「モナーク」の活動が公になるが…?

GODZILLA ゴジラ』から5年後の世界が描かれた『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(18)では、モナークは秘密組織でありながらも公に知られた存在となっている。しかしこれまでの秘匿体質は変わらず、さらに怪獣との共存の必要性を訴えかけるがために、殲滅を訴えかける世論と対立し、批判の的に晒されることに。一方で、タイタンたちを研究するために様々な場所に基地を設立していく。そんななか、エマ・ラッセル博士(ヴェラ・ファーミガ)は、「オルカ」という装置を用いて、タイタンとコミュニケーションを取ろうと画策する。

眠りから呼び起こされた怪獣たちが激突した『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
眠りから呼び起こされた怪獣たちが激突した『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』[c]Everett Collection/AFLO

しかし、世界中のタイタンを目覚めさせ、人類の駆逐を目論むテロリスト集団に「オルカ」を奪われてしまう。装置によってラドンやモンスター・ゼロ(ギドラ)といったタイタンが目覚め、やがて“キング・オブ・モンスターズ”への熾烈な争いに発展することとなる。

ゴジラとキングコング、59年ぶりの対決が描かれた『ゴジラvsコング』
ゴジラとキングコング、59年ぶりの対決が描かれた『ゴジラvsコング』[c]Everett Collection/AFLO

またその5年後が描かれた『ゴジラvsコング』(21)においては、「モナーク」は髑髏島に基地を設置してコングの研究をしながら、ゴジラからその存在を守ろうとしていた。そして、巨大テクノロジー企業のCEOであるシモンズ(デミアン・ビチル)と芹沢博士の息子である芹沢蓮(小栗旬)は、ゴジラを倒すために地下空洞世界を目指し、元「モナーク」のネイサン(アレクサンダー・スカルスガルド)やコングの研究を行っているアイリーン(レベッカ・ホール)がそれに協力。同作のラストでは、「モナーク」は地下空洞世界にコング監視ステーションを設けた様子が描かれていた。

ドラマシリーズで明かされる、「モナーク」の秘密

「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の舞台は日本!
「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の舞台は日本!画像提供 Apple TV+

「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の第1話では、サンフランシスコでの出来事を生き延びたケイト(アンナ・サワイ)は、亡き父の遺したアパートを訪ねるために来日。そこで父のもう1人の妻と、その息子のケンタロウ(渡部蓮)と出会う。

“ゴジラ警報”が鳴り響くなか知らない街で避難を余儀なくされるケイト。そこでケンタロウに助けられ、彼に連れられてたどり着いたのは父親の仕事場だった事務所。壁に隠し金庫を見つけた2人は、その中からあるマークの入ったカバンを発見する。それはサンフランシスコでケイトが見た、“モナーク”という組織のマークだった。はたしてケイトたち家族とモナークにどのような繋がりがあるのか。そして日本で明らかになるモナークの秘密とはいったいなんなのか…?

【写真を見る】怪獣たちが躍動する劇中には日本へのリスペクトも盛りだくさん
【写真を見る】怪獣たちが躍動する劇中には日本へのリスペクトも盛りだくさん画像提供 Apple TV+


「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」は全10エピソードで、1月12日(金)に最終エピソードが配信される。徐々に明らかになっていく「モナーク」の謎は、『ゴジラxコング 新たなる帝国』にどう絡んでくるのか?加速し続ける「モンスター・ヴァース」で繰り広げられる珠玉のストーリーを追っていこう!

文/久保田 和馬

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