山田涼介、『サイレントラブ』イベントでクリスマスは毎年「メンバーとプレゼント交換」浜辺美波は「病院系。予約が空いている」と笑顔

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山田涼介、『サイレントラブ』イベントでクリスマスは毎年「メンバーとプレゼント交換」浜辺美波は「病院系。予約が空いている」と笑顔

映画『サイレントラブ』(2024年1月26日公開)で初共演を果たした山田涼介と浜辺美波が12月2日、東京タワーのクリスマスイルミネーション「TOKYO TOWER Winter Fantasy RETROSPECTIVE ILLUMINATION 2023」の点灯式に出席。東京タワーの公式キャラクター、ノッポン兄弟と笑顔で交流を図りつつ、クリスマスツリーに見立てた高さ10mの「リトル東京タワー」に明かりを灯した。

【写真を見る】東京タワーでのイルミネーション点灯式に登場!山田涼介はワインレッドのスーツ、浜辺美波はボタニカル柄のワンピース姿を披露した
【写真を見る】東京タワーでのイルミネーション点灯式に登場!山田涼介はワインレッドのスーツ、浜辺美波はボタニカル柄のワンピース姿を披露した

東京タワーの正面玄関前に登場した「リトル東京タワー」は、周辺にモミの生木が飾り付けられ、LED総数41000個の光がまばゆく輝く。山田は「東京タワーの真下でステキなイルミネーションが見られるとうことで、楽しみにきました」と笑顔を見せ、浜辺も「こうして皆さんと一緒にイルミネーションを点灯できること、ノッポンくんの弟くん、お兄ちゃんとも会えて。今日は(ノッポン弟が)クリスマスのサンタさんの格好をしているので、サンタさんにもいち早く会うことができて、すごくいい日になりそうです」とスペシャルな機会に声を弾ませていた。

「毎年メンバーとクリスマスプレゼント交換をしている」と明かした山田涼介
「毎年メンバーとクリスマスプレゼント交換をしている」と明かした山田涼介

クリスマスの思い出に話が及ぶと、山田は「毎年メンバーとクリスマスプレゼント交換をしている」と所属グループ「Hey! Say! JUMP」との恒例行事を告白。「もう10年くらいやっているので、今年もやるんじゃないかと思う。30歳になったおじさんたちが」と楽しそうに続けると、浜辺は「ええ!」と驚きながら「それは、一人一人なんですか?それとも一個を用意して、回していくみたいな?」と質問。山田は「いくらまでと決めて、くじ引きです。誰になにが当たるかわからない状況で、みんなプレゼントを持ち寄ってプレゼント交換をする。昨年はキャンプ用のチェアみたいなものをもらいました」と説明した。一方の浜辺は「クリスマスって皮膚科とか、病院系の予約が空いているので。行きたくても行けなかったなというものに、予約を取って行っていた気がします」と明かし、山田も「いいですね。メンテナンス」と賛成していた。

『サイレントラブ』でピアノにも挑戦した浜辺美波
『サイレントラブ』でピアノにも挑戦した浜辺美波

2人が初共演を果たした本作は、『ミッドナイトスワン』(20)で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督がオリジナル脚本で描く物語。主人公となるのは、ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼(山田)。目が不自由になり、夢が途絶えかけている音大生の美夏(浜辺)に心惹かれた蒼が、「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい」と願い、彼女とかげかえのない時間を過ごしながらも、運命の濁流に飲み込まれていく姿を描く。

浜辺美波、ノッポンくんとすっかり仲よしに!
浜辺美波、ノッポンくんとすっかり仲よしに!

初共演の感想について、山田は「幼いころから活躍されている方なので、テレビで見る視聴者の方と同じくらいで。『あ、浜辺美波だ』みたいな感じだった」と切りだし、「現場では静かに過ごしていたんですが、取材など一緒に仕事をしていくなかで、元気な方なんだなという印象に変わりました」とにっこり。「私もずっとテレビで拝見していた」と同調した浜辺は、「映画の現場になると、キラキラを消される。もっと『山田涼介です!』という感じでいるのかなと思ったら、どこにいるのかわからないくらい、オーラを消される。プロだなと思いました」と感心しきり。「こういう場では、本当にキラキラで。イルミネーションに負けないくらいの輝き」と山田のスターオーラに惚れ惚れとしていた。


劇中で山田は、声を発さなくなった青年を演じた。「役者冥利に尽きる」と難役を得たことは喜びでもあったという山田は、「セリフがないお芝居は、人生で初めて。不安でもあったんですが、現場では浜辺さんがいてくださいましたし、監督も任せてくれるシーンがあったので、すごくやりやすい環境のなかで演じられた」と周囲に感謝。ピアノ演奏にもチャレンジした浜辺は「ピアノに触れたことがなかったですし、楽譜も読めなかった。練習を重ねないといけないといけないなと思っていた」と回想。「野村(周平)さんが同じスタートラインから初めてくださって、レッスンをする日程も同じだった。お互いに切磋琢磨しながら、ピアノに向き合えたのがよかった。ハードルを越えられたのは、野村さんのおかげ」といい刺激を受けながら、挑戦できたと話していた。

取材・文/成田おり枝

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