ジョニー・デップ復活の最新作『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』特報&新場面写真が到着!

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ジョニー・デップ復活の最新作『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』特報&新場面写真が到着!

2024年2月2日(金)公開のジョニー・デップ勝訴後の復帰作となる『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』から特報と新たな場面写真が到着した。

【写真を見る】主人公のジャンヌを演じるのは、リュック・ベッソンの『フィフス・エレメント』(97)にも出演していたマイウェン
【写真を見る】主人公のジャンヌを演じるのは、リュック・ベッソンの『フィフス・エレメント』(97)にも出演していたマイウェン[c]Stéphanie Branchu - Why Not Productions

本作は、18世紀のフランス、ヴェルサイユの宮廷を舞台に、59年間にわたりフランス国王に在位したルイ15世の最後の公妾(愛人)となったデュ・バリー夫人ことジャンヌ・デュ・バリー(マイウェン)の波乱に満ちた生涯を描いた歴史エンタテインメント作。シャネルが本作のためにデザインした衣装を提供したほか、ヴェルサイユ宮殿で大規模撮影も敢行。贅を尽くしたフランス宮廷が見事に映像化されている。また、第76回カンヌ国際映画祭ではオープニング作品として上映され、フランスで大ヒットを記録している。

貧しい家庭の私生児として生まれ、娼婦同然の生活を送っていたジャンヌは、類まれな美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がっていく。ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れたジャンヌは、時の国王ルイ15世(デップ)と対面を果たす。2人は瞬く間に恋に落ち、ジャンヌは国王の公式の愛人、公妾となる。しかし労働階級の庶民が国王の愛人となるのはヴェルサイユ史上、前代未聞のタブー。さらに堅苦しいマナーやルールを平気で無視するジャンヌは、保守的な貴族たちから反感を買う一方で、宮廷に新しい風を吹き込んでいく。ところが、王太子妃のマリー・アントワネットが嫁いできたことでジャンヌの立場は弱まり、やがて運命が大きく変わっていく…。

このたび解禁された特報は、国王ルイ15世の愛人としての“デュ・バリー夫人”誕生の瞬間から始まる。貧しい生まれの娼婦だった彼女が、お披露目の儀式でヴェルサイユ宮殿の鏡の間をゆっくりと進む。そして、国王ルイ15世と目線が絡み合う。身分違いの2人の愛の幕開けだ。「彼女は天使か?それとも悪女か?」のテロップがヴェルサイユの頂点を極めていくジャンヌのスキャンダラスな存在感を問いかける。そして最後は、デップが初の全編フランス語で演じた国王ルイ15世の「愛している」の一言で締めくくられる。

あわせて新たな場面写真も8点公開。神妙な面持ちで一点を見つめるルイ15世にしがみつくジャンヌや、顔を寄せ合う2人の姿。実際に撮影で使用されたヴェルサイユ宮殿の鏡の間を純白のドレスで駆け抜けるジャンヌや、ファッションも自由奔放だった彼女が男装をしてルイ15世と共に馬に跨るカットなど。王太子妃マリー・アントワネットのワンショットも初披露されている。


フランスを代表する俳優にしてクリエイターのマイウェンとデップがタッグを組んだ本作。絢爛豪華な映像はぜひ映画館の大きなスクリーンで堪能してほしい

文/スズキヒロシ

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