スピード感半端ないアクション、戦うファミリーの絆…「アクアマン」最新作が海の「ワイスピ」って本当?
昨日の敵は今日の仲間?ファミリーで戦う姿に胸アツ!
ガチバトルに関しても同様で、「ワイスピ」ファミリーは主人公ドミニク(ヴィン・ディーゼル)をはじめ、腕っぷしの強い筋肉質のキャラクターがズラリ。当然、肉弾戦も迫力満点だ。アクアマンもマッチョキャラという点では引けを取らず、ルックス面では「ワイスピ」ファミリーにまぎれても、うっかり自然に受け止めてしてしまうほど!?怪力自慢でパンチの破壊力は抜群だが、こちらは主に槍を使ったバトルが凄まじい。「トライデント」と呼ばれる伝説の槍を武器に、同じく槍を駆使する敵との対決は新作でも大きな見どころだ。
ドラマ面での共通点は家族の絆。「ワイスピ」ではドミニクは実の家族はもちろん、仲間もファミリーとして扱い、固い結束を誇っている。ファミリーの誰かの危機も放っておかない家長的なキャラクター。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(20)では実の弟ジェイコブ(ジョン・シナ)とは敵対したこともあったが、わだかまりが解ければ絆も強まるというもので、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』では共闘するまでに関係が修復されていた。
アクアマンは前作でこそ気ままな自由人だったが、新作では妻メラ(アンバー・ハード)との間にベビーも誕生し、いまや立派なファミリーマン。父トム(テムエラ・モリソン)とは仲が良く、妻を深く愛する一方で、意外な子煩悩ぶりも見せてくれる。そんな彼が、宿敵から家族を狙われるのだから、怒らないワケがない。そして今回は、前作で敵対した弟オーム(パトリック・ウィルソン)が共闘のパートナーに。この展開も「ワイスピ」のドミニク&ジェイコブのドラマによく似ている。
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「ワイスピ」と「アクアマン」を結ぶジェイソン・モモア
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