『ちょっと思い出しただけ』の松居大悟監督最新作!10年間温めたラブストーリーが5月に公開
『ちょっと思い出しただけ』(22)を手掛けた松居大悟監督最新作が5月10日(金)より公開されることが決定。タイトル、出演者、原作が未発表のなか、ファーストルック、松居監督からのコメントが到着した。
『くれなずめ』(21)や『アイスと雨音』(18)、『私たちのハァハァ』(15)など、 独自の視点で数々の青春を描き、若者の圧倒的な支持を得てきた松居監督。男女のほろ苦い恋愛模様を描いた『ちょっと思い出しただけ』は多くの観客の共感と反響を呼び、ファンタジア国際映画祭2022で部門最高賞となる批評家協会賞、東京国際映画際にて観客賞とスペシャルメンションに輝き、近年では恋愛映画の名手としても頭角を現した。
そんな松居が10年以上温め続けてきたラブストーリーが映画化されることが決定。松居は「通らなかった企画は、パソコンのデスクトップの“墓場”というフォルダに入れているのですが、この作品の台本だけはずっと“墓場”に入れられずにいたんです」と語り、諦め切れずにたびたび、企画の提案をし続けてきたと話す。初めて原作と出逢った時からずっと主人公の2人に強く惹かれていたことも明かし、「完成した作品を観て、あぁやっと2人に出逢えたと思いました。今回、演じてくれた2人の役者さんとの出逢いも含めて、これまでの時間は必要だったのかもしれません」と述べ、ようやく制作できた喜びとともに「好きは無敵。諦めることなんてできなくて、この10年で積み上げてきたものをすべて捨てて挑みました」と作品への覚悟を語った。
あわせて解禁されたのは、「好きという気持ちを否定しないでほしい――」という言葉と、深夜、階段の踊り場で肩を寄せ合う主人公二人の後ろ姿が切り取られたファーストルック。2人がどんな恋愛模様を繰り広げるのか期待を煽る仕上がりに。
恋愛映画の名手、松居が長年温め続けてきたラブストーリーは、どのような物語を織り成すのか?続報を期待して待ちたい!