思わず応援したくなる「僕の心のヤバイやつ」の魅力を再確認!中学生らしさにあふれた不器用な恋模様
進展する市川と山田の関係に止まらない胸キュン!
交わらない存在のはずだった市川と山田。しかしある日、学校の図書室で山田がおにぎりを食べていたことをきっかけに、2人の日常が交錯してしまう。いままで陰キャを見下していると思っていた山田が、実は食いしん坊で天然マイペースな“おもしれー女”だったのだ。しかも陰キャな市川とも当たり前のように接してくれることに気づいてしまい、市川の情緒はとんでもないことに…。
この日を境に山田との接触が増え、彼女の予測不能な言動を観察し、振り回されながら複雑な想いを加速させる市川。根暗で自己肯定感の低い彼が、山田からの(仲を深めようとする)アプローチを深読みしては「そんなはずはない」と悶え、斜め上の解釈をしてしまう様子がとにかくコミカル。
そんなやり取りを繰り返すうちに、山田も市川が自分をフォローし、気遣ってくれていることに気づき、市川のほうも彼女への想いが恋心になっていることを自覚していく。市川の視点を中心に丁寧かつ繊細に描かれる、少しずつ恋へと発展していく初々しい2人の恋模様に毎話胸キュン!「僕ヤバ」は初恋を思わず応援したくなる、初恋応援系ラブコメの極致と言えるのだ。
テレビアニメ第2期の市川と山田からも目が離せない!
テレビアニメ第1期では、紆余曲折を経てLINEを交換したり、クリスマスイブにお出かけをしたり、初詣に行ったりと少しずつ距離を縮めていった市川と山田。先日放送の第13話(第2期の第1話)でも2人の学校での交流がみずみずしく映しだされ、冬休みに腕を骨折した市川を山田がサポートしようとしたり、その原因が自分のために雪景色の写真を撮ろうとしたためだったことを知って少し関係がギクシャクしてしまったりと、初々しさは相変わらず。そして終盤で、山田が市川を自宅に誘うところまでが描かれた。
女子の自宅に(おそらく)初めて足を踏み入れることになる市川の運命はいかに?クリスマスの次はバレンタインやホワイトデーと、ラブコメが捗るイベントもまだまだ続くはず。2人の恋路が第2期ではどんな新展開を見せるのか、ぜひその行く末を見守っていきたい。
文/リワークス(加藤雄斗)