『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が興収10億円超えの大ヒットスタート!20年待ち続けたシリーズファンからの評価は?

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『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が興収10億円超えの大ヒットスタート!20年待ち続けたシリーズファンからの評価は?

山田涼介&浜辺美波共演の『サイレントラブ』は3位にランクイン

また今週は、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』以外にも3つの新作タイトルがトップ10圏内に初登場を果たしている。そのなかで最上位の3位にランクインしたのは、山田涼介が主演を務め、ヒロインを浜辺美波が務めた『サイレントラブ』(公開中)だ。

3位スタートの『サイレントラブ』は“純愛映画”ブームに乗れるのか
3位スタートの『サイレントラブ』は“純愛映画”ブームに乗れるのか[c]2024「サイレントラブ」製作委員会

『ミッドナイトスワン』(20)で日本アカデミー賞優秀監督賞をはじめ多くの映画賞を席巻した内田英治監督がメガホンをとった『サイレントラブ』は、“声”を捨てた青年と不慮の事故で視力を失った音大生の姿を描いたラブストーリー。初日から3日間の成績は、動員15万5000人、興収は2億1200万円を記録。昨年末から好調を維持し、今週も5位にランクインした『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(公開中)によって再び注目を浴びつつある“純愛映画”。『サイレントラブ』もその流れに乗れるのか注目が集まるところ。

また6位には、2021年1月期に日本テレビ系列でSeason1が放送され、その後はHuluでSeason4まで配信されている竹内涼真主演のサバイバルドラマシリーズを映画化した『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』(公開中)がランクイン。竹内演じる主人公の響きが、ワクチン研究のために捕えられた娘を救うために立ち上がる姿が描かれ、高橋文哉や堀田真由、板垣李光人といった顔ぶれが劇場版からの新キャストとして参戦している。

アカデミー賞11部門候補の『哀れなるものたち』は9位スタート
アカデミー賞11部門候補の『哀れなるものたち』は9位スタート[c]2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

そして9位には、ヨルゴス・ランティモス監督の最新作『哀れなるものたち』(公開中)が初登場。ランティモス監督の前作『女王陛下のお気に入り』(18)に続き、エマ・ストーンとサーチライト・ピクチャーズとタッグを組んだ同作は、アラスター・グレイのゴシック小説が原作。天才科学者によって奇跡的に蘇生した女性が、未知なる世界を知るために大陸横断の冒険へと出発する様が、独特な映像世界と共に描かれていく。


先ごろノミネートが発表された第96回アカデミー賞では、作品賞や監督賞、主演女優賞など11部門にノミネートされた『哀れなるものたち』。現地時間3月10日に行われる授賞式に向けて、今後ますます注目を集めていくことだおる。またそのアカデミー賞で、日本映画として初めてハリウッドの大作映画と肩を並べて視覚効果賞にノミネートされる快挙を成し遂げた『ゴジラ-1.0』(公開中)は、公開13週目ながらトップ10圏内をキープ。北米ではアカデミー賞ノミネートを受けて上映規模が拡大しているようで、ここ日本でもさらなるロングランに期待がもてそうだ。

『ゴールデンカムイ』は興収11億円を突破!
『ゴールデンカムイ』は興収11億円を突破![c]野田サトル/集英社 [c]2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

他に、前週初登場で1位を飾った『ゴールデンカムイ』(公開中)は週末3日間で動員23万8000人、興収3億6700万円を記録して2位となり、累計成績では動員79万人、興収11億円を突破。公開6週目を迎えた『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(公開中)は4位となり、『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(公開中)は公開11週目にして前週から2ランクアップの7位に浮上している。

以下は、1~10位までのランキング(1月26日〜1月28日)

1位『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
2位『ゴールデンカムイ』
3位『サイレントラブ』
4位『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
5位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
6位『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』
7位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
8位『ウィッシュ』
9位『哀れなるものたち』
10位『ゴジラ-1.0』


今週末は、テレビアニメ第4期「柱稽古編」に先駆け、第3期「刀鍛冶の里編」の第11話と「柱稽古編」の第1話を劇場で特別上映する『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』(2月2日公開)がいよいよ公開となる。昨年も第3期のテレビ放送に先駆けて特別上映された『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(23)が大ヒットを記録した「鬼滅の刃」。今回の特別上映はどれほどの成績を叩きだすのか、大いに楽しみだ。

文/久保田 和馬

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