『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』がぶっちぎりでV2達成!入プレ戦略はどこまで効果的なのか?

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『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』がぶっちぎりでV2達成!入プレ戦略はどこまで効果的なのか?

土屋太鳳×佐久間大介『マッチング』が2位に初登場!

ランキングに話題を戻すと、今週は3本の新作が初登場。そのなかで最上位の2位にランクインしたのは、土屋太鳳とSnowManの佐久間大介が共演したサスペンス・スリラー『マッチング』(公開中)だ。

マッチングアプリをきっかけに惨劇が…『マッチング』がヒットスタート
マッチングアプリをきっかけに惨劇が…『マッチング』がヒットスタート[c]2024『マッチング』製作委員会

ウェディングプランナーとして働く恋愛音痴な輪花(土屋太鳳)は、同僚の後押しでマッチングアプリに登録。勇気を出して一歩踏みだしデートに臨むのだが、そこに現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男、吐夢(佐久間大介)だった。執拗にメッセージを繰り返し送ってくる吐夢に恐怖を感じた輪花。そのころ“アプリ婚”をした夫婦が惨殺される事件が相次いで発生し、その被害者たちが輪花の務める結婚式場で式を挙げていたことが判明する。

初日から3日間の成績は動員20万3000人、興収2億9550万円。本作と同じ内田英治監督が原作(原案)・脚本・監督の三役を兼任し、つい先日公開された『サイレントラブ』(公開中)と比較すると、動員では130%、興収では140%という好成績を記録。また、身近なものから波及する恐怖を描いたスリラー映画という点で共通する『スマホを落としただけなのに』(18)のオープニング(動員22万人・興収3億円)と比較しても遜色のない初動成績となっており、今後口コミで成績を伸ばしていくことにも期待がもてる。

マーベル最新作『マダム・ウェブ』は5位に初登場!
マーベル最新作『マダム・ウェブ』は5位に初登場![c] & TM 2024 MARVEL

また5位には、「スパイダーマン」シリーズのソニー・ピクチャーズが手掛けるマーベル作品「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」の最新作となる『マダム・ウェブ』(公開中)がランクイン。そして今年1月まで放送されていた「ウルトラマンブレーザー」の劇場版『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』(公開中)は9位スタートとなった。

以下は、1~10位までのランキング(2月23日〜2月25日)
1位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦
2位『マッチング』
3位『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ
4位『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
5位『マダム・ウェブ』
6位『ゴールデンカムイ
7位『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
8位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
9位『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』
10位『身代わり忠臣蔵』


今週末は「映画ドラえもん」シリーズの第43作で、音楽をテーマにした『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(3月1日公開)、2021年本屋大賞受賞作を『八日目の蝉』(10)の成島出監督が映画化した『52ヘルツのクジラたち』(3月1日公開)、「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーン監督の最新作『ARGYLLE/アーガイル』(3月1日公開)などが公開を控えている。


文/久保田 和馬

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