『デューン 砂の惑星PART2』は迷うことなく“IMAX推し”!全編IMAX認証デジタルカメラ撮影が可能にした究極の没入体験

コラム

『デューン 砂の惑星PART2』は迷うことなく“IMAX推し”!全編IMAX認証デジタルカメラ撮影が可能にした究極の没入体験

“救世主”となったポールに待ち受ける激闘の数々を、IMAXで体感!

ここで一旦、前作『DUNE/デューン 砂の惑星』をおさらいしておこう。“この惑星を制する者が全宇宙を制する”と言われる惑星アラキス(通称デューン)の統治を任されたアトレイデス家の長、レト公爵(オスカー・アイザック)。しかし前領主であるハルコンネン家と皇帝の仕掛けた策略に嵌り、レトは命を落とし、アトレイデス家は壊滅状態に陥ってしまう。唯一生き残った後継者のポール(ティモシー・シャラメ)は、母レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)と共に砂漠の民フレメンのもとへと向かう。彼らとの合流を求めるポールは、フレメンの掟に従って決闘に挑み、それに勝利することでフレメンに加わることを許された。

そして今作はその直後から物語が始まる。ポールはフレメンの戦士として訓練を受け、巨大な砂虫(サンドワーム)を乗りこなす術を身につけることで人々からの信頼を得る。フレメンの戦士であるチャニ(ゼンデイヤ)と惹かれ合っていくポールは、やがてフレメンの預言にある“救世主”となることを期待されるのだが…。

その頃、ハルコンネン家はアラキスを完全に掌握するべく、新たな策略を練っていた。それはフレメンを抹殺すること。映画の前半は、このハルコンネン軍vsフレメンの激闘がアクションシーンのハイライトとなる。砂の微粒子の質感まで完璧に確認できるディテール豊かな映像と、体の芯まで伝わってくる爆撃の振動。巨大スクリーンを隅々まで使って繰り広げられる怒涛のアクションシーンに、思わず自分も最前線に立っているかのような臨場感を味わえること請け合いだ。

【写真を見る】砂漠のディテールからアクション、サンドワームの襲来、そして登場人物たちのドラマまで…すべてが格段にスケールアップ
【写真を見る】砂漠のディテールからアクション、サンドワームの襲来、そして登場人物たちのドラマまで…すべてが格段にスケールアップ[c]2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX[r] is a registered trademark of IMAX Corporation.

そして“迫力”という点においてはやはり巨大な砂虫(サンドワーム)の登場シーンが圧倒的。前作では砂漠のなかを彷徨うポールたちの前にその姿を現したサンドワームだが、今作ではフレメンたちの重要な手段としても機能する。「どうすればサンドワームに乗ることができるのか、自ら論理を定義し、技術を作り出さなければならなかった」とヴィルヌーヴ監督が語るように、原作でも描写されているこの“砂虫乗り”は本作の重要なスペクタクルの一つとして特にこだわり抜かれた部分。

砂漠に埋め込まれ、一定のリズムを刻むことでサンドワームを呼び寄せることができるという起震杭(サンパー)。「ズシン、ズシン」と、広大な砂中を突き刺すような振動音は、IMAXの聴くというより全身で感じるような高精度なサウンドと相まって緊張感をより一層高めてくれる。遠方のほうで砂煙が立ち込めたと思うと、あっという間に目の前にサンドワームがその姿を現す。最大で400mはあるというサンドワームの姿を巨大なスクリーンで目撃することこそ、本作をIMAXで体験する醍醐味の一つ。


巨大なサンドワームが目の前に迫る!砂漠の民はどうやって使いこなすのか
巨大なサンドワームが目の前に迫る!砂漠の民はどうやって使いこなすのか[c]2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX[r] is a registered trademark of IMAX Corporation.

このサンドワームを、ポールたちはどのように乗りこなすのか。ヴィルヌーヴ監督が「いままで手掛けたなかでも最も複雑なシーンだった」と説明するダイナミックなシーンは、視覚や聴覚、そして全身で余すところなく体感しよう。

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