『デューン 砂の惑星PART2』は迷うことなく“IMAX推し”!全編IMAX認証デジタルカメラ撮影が可能にした究極の没入体験

コラム

『デューン 砂の惑星PART2』は迷うことなく“IMAX推し”!全編IMAX認証デジタルカメラ撮影が可能にした究極の没入体験

ドラマ性も一気に加速!登場人物の息遣い一つ聞き逃せない

それぞれの登場人物に、前作とは異なる運命が待ち受けている
それぞれの登場人物に、前作とは異なる運命が待ち受けている[c]2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX[r] is a registered trademark of IMAX Corporation.

「砂の惑星に戻ってこられるなんて夢のようだった」と語るポール役のティモシー・シャラメ。今作ではアトレイデス家の後継者としてだけではなく、フレメンたちを率いる救世主としての新たな運命を背負い、苦悩と葛藤を味わう複雑な心情を見事に表現していく。そしてゼンデイヤ演じるチャニとのラブストーリーという新たな側面も描かれるなど、各登場人物たちを取り巻くドラマ性の高さも前作から格段に進化したポイントだ。

一方、敵対するハルコンネン家では、前作で強敵としてアトレイデス家の前に立ちはだかったラッバーン(デイブ・バウティスタ)が大きな困難に直面。まさか敵役にもここまでの奥行きあるドラマが与えられるとは。さらに前作で戦いの最中に死亡したと思われていたガーニイ(ジョシュ・ブローリン)の再登場。彼の勇姿も見逃せない!

ついにその姿をあらわす皇帝家など、新キャラクターも多数!演じるのはハリウッドを代表する豪華キャストたち
ついにその姿をあらわす皇帝家など、新キャラクターも多数!演じるのはハリウッドを代表する豪華キャストたち[c]2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX[r] is a registered trademark of IMAX Corporation.

前作のキャラクターたちのドラマもさることながら、今作では新キャラクターも続々登場する。名優クリストファー・ウォーケンが演じる皇帝シャッダム4世と、フローレンス・ピュー演じる皇女イルーラン。ハルコンネン家の後継者としてアラキスに送り込まれるフェイド=ラウサを演じるのは、『エルヴィス』(21)のオースティン・バトラー。エルヴィス役で見せた甘いマスクを封印し、鋭い眼力と冷徹な表情でこの上ない威圧感を放つ。そんなフェイド=ラウサにある目的のために近付く、ベネ・ゲセリットの一員がレア・セドゥ演じるレディ・フェンリング。また、先日行われたプレミア上映で出演が明らかにされたアニャ・テイラー=ジョイがどんな役柄で登場するのかは本編を観てのお楽しみだ。

複雑に絡み合う豪華キャスト陣によるアンサンブルの果てに訪れる最大の見せ場は、やはりフェイド=ラウサとポールの決闘シーン。それまで鳴り響いていた音楽がぱたりと止み、両者の剣が激しくぶつかり合う音や、翻した体が風を切る音。踏み込む足音に、両者の余力を示す息づかいまで全部しっかりと聞かせる演出が、このシーンの緊張感を最大限まで増幅させる。壮大なスケール感や迫力満点なアクションだけでなく、こうした人間の生々しさをダイレクトに届けてくれることこそIMAXの真髄。この究極の決闘に、視界だけでなく心まで奪われてしまうことだろう。


最強の刺客フェイド=ラウサとの決闘のゆくえは…
最強の刺客フェイド=ラウサとの決闘のゆくえは…[c]2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX[r] is a registered trademark of IMAX Corporation.

すでに公開されている北米では、初日3日間で前作を倍近く上回るオープニング興収を記録。現地メディアの報道によれば、各地の劇場で本作をIMAXで体験しようとする観客が殺到。座席が圧倒的に不足する事態となっており、多くの劇場で3週間先の上映までチケットが入手困難なほど大反響を巻き起こしているという。日本では3月15日(金)の公開に先駆けて、3月8日から3月10日(日)までの3日間限定でIMAX先行上映が実施。IMAXでいち早く体験できるこのチャンスに、デューンの世界へ没入しよう!

文/久保田 和馬

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