『DOGMAN ドッグマン』一度噛みついたら離さない!ワンちゃんが悪者を懲らしめる本編映像|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『DOGMAN ドッグマン』一度噛みついたら離さない!ワンちゃんが悪者を懲らしめる本編映像

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『DOGMAN ドッグマン』一度噛みついたら離さない!ワンちゃんが悪者を懲らしめる本編映像

3月8日(金)より公開されるリュック・ベッソン最新作『DOGMAN ドッグマン』より、ワンちゃんが悪者を懲らしめる姿を収めた本編映像が解禁された。

【写真を見る】本編映像は悪い奴を懲らしめる勇敢のワンちゃんたちの活躍をフィーチャー
【写真を見る】本編映像は悪い奴を懲らしめる勇敢のワンちゃんたちの活躍をフィーチャー[c]Photo: Shanna Besson - 2023 - LBP - EuropaCorp - TF1 Films Production – All Rights Reserved.

本作は実際の事件に着想を得たバイオレンス・アクション映画。2023年のヨーロピアン・フィルム・マーケットでお披露目されるや、完成度の高さから世界中のバイヤーに大きな衝撃を与え、同年の第80回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門での上映では「リュック・ベッソン監督、完全復活!」、「ベッソンの最高傑作!」といった反響を巻き起こした。

“ドッグマン”と呼ばれる主人公のダグラス(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)は、犬小屋で育てられ、その後壮絶な人生を歩んできた。彼は犬たちの愛に何度も助けられつつ、生きていくために犬たちの手を借り、犯罪にも手を染めていた。主演のジョーンズは、『ゲット・アウト』(17)や『スリー・ビルボード』(18)など話題作に出演してきた若手演技派俳優で、今作では愛を渇望する孤独なダークヒーローになりきっている。

このたび解禁されたのは、ワンちゃんの活躍をフィーチャーした本編映像。“飯にするか!”と座ったギャング“エル・ヴェルドゥゴ“のボス、モラレスの前にガラケーを咥えたドッグマンの右腕ミッキー(ジャック・ラッセル・テリア)がテーブルに飛び乗る。ミッキーが咥えていたガラケーをぶっきらぼうに落とすと、すぐさま着信音が。電話に出たモラレスにドッグマンことダグラスは「エル・ヴェルドゥゴ?本名は知らないけど―」と話し始める。「誰だ?」と聞かれても「警察でもFBIでも敵でもない。状況的には唯一の友かな?」と煙に巻く。店の外から電話をかけるドッグマンは入り口に待機させていたポリー(ベルジアン・シェパードドッグ・マリノア)に頷いて合図を送る。

合図を見るや駆けだすポリー。「危ないから席を立たないで」と忠告されるもモラレスは“なんのこっちゃ?”となにもわからない表情を浮かべる。「将来、家族を作りたいならなおさらに」とドッグマンが話すうちに機敏に店内に侵入するポリー。ポリーが目指していたのはモラレスの股間にある“タマ”だ。ポリーがガブリとタマにかじりつくと「ぅぬあああっっっ!!ああ、ああっ!」と悲痛な叫びをあげるモラレス。下を見ると噛み千切らんとばかりに放さないポリーの姿が。モラレスのピンチにハンドガンを構える手下たちだが、命の危険を感じているモラレスはゆっくりと“なにもするなよ…”と悲しい表情で首を振る。痛みに思わず耳から離したケータイからはまたもドッグマンから呼びかける声が。「聞く気になった?名前は?」とたずねるドッグマンに「ディエゴ・モラレスだ」と返答するモラレス。手下が手を出そうとするとポリーはモラレスに噛みつく力を強くする。「子どもは好き?犬が噛んでいるその意味は分かる?将来の子どもを助けるから、マーサにも静かに子育てをさせて」と脅すドッグマンの目的は彼らがみかじめ料を徴収し苦しめたクリーニング店の女性、マーサの為だった。ドッグマンは車いす生活を手助けしてくれる優しいマーサのために一肌脱いだのだ。モラレスに手を引くと約束させたドッグマンは、ミッキーにケータイを回収させその場から姿を消す。


しかし、この出来事が発端となりドッグマンはモラレスから狙われることに。気になる続きはぜひ映画館で確認してほしい!

文/スズキヒロシ

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