「今年のアカデミー賞はホンモノ。まごうことなき傑作」「『良かった』の一言では済ませたくない」「想像を絶する臨場感」『オッペンハイマー』を日本の観客はどう受け止めた?
第96回アカデミー賞にて作品賞など最多7部門を制した、鬼才クリストファー・ノーランの最新作『オッペンハイマー』(公開中)。3月29日に日本公開を迎え、初日3日間の興行収入は3億7800万円を記録し、最終興収は25億円以上と予測されるなど、その勢いはとどまるところを知らない。シリアスな題材ながらも、日本におけるノーラン監督作の興収トップ3に入る見込みだ。
MOVIE WALKER PRESSの公式Xで実施中の「#オッペンハイマーみたキャンペーン」には、劇場で鑑賞した観客からのコメントが多数寄せられており、注目度の高さがうかがい知れる。本稿では投稿されたコメントを紹介しながら、『オッペンハイマー』を日本の観客がどう受け止めているのか?を探っていく。
オスカー受賞も納得…3時間を感じさせないクリストファー・ノーランの演出
まずはクリストファー・ノーラン監督の演出を評価する、
「3時間があっという間の大傑作でした!俺たちのノーランがやってくれた!」
「人間ドラマが中心なのに、ノーランの演出により緊迫感がすごい」
「ノーラン自身の映画人生も込められた到達点のような作品で、都度挟まる演出やワードから、メメントを始め過去作とのつながりや世界への問いを感じました」
というファンのアツい声はもちろん、
「まごうことなき傑作。演技、映像、音楽、構成どれをとってもすばらしい。今年のアカデミー賞はホンモノでした」
「すごいものを見てしまった感でしばし放心。疲労と様々な思考がぐちゃぐちゃになる新感覚」
との感想も。
『インターステラー』(14)や『ダンケルク』(17)を例に挙げるまでもなく、ノーラン作品は臨場感に優れているが、それを裏付けるかのように
「追体験させられるような驚異的な映像と音声だった」
「これは映画館で見るべき映画。没入感がすごくて長尺なのにあっという間だった」
「想像を絶する臨場感に度肝抜かれた。圧倒的な音響と映像美で原爆がいかに壮大で恐ろしい物であるかを改めて思い知らされた。鑑賞中は興奮と恐怖で身体が震えた。人類が今も晒されている危険を改めて思い出させてくれる作品」
との声も上がっている。とにかく、ノーランの演出力に圧倒されたというコメントが目立った。
■#オッペンハイマーみたキャンペーン実施中
MOVIE WALKER PRESSの公式Xでは、『オッペンハイマー』を観たご感想をご投稿いただいた方の中から抽選で50名様に豪華賞品が当たるキャンペーンを実施中。
【応募方法】
①MOVIE WALKER PRESS公式Xをフォロー
②「#オッペンハイマーみたキャンペーン」をつけて、感想を投稿
詳しくはこちら
※本キャンペーンで投稿された内容は、MOVIE WALKER PRESSのニュース記事、作品公式HP、作品公式SNS等に使用させていただく場合がございます。ご了承ください。